2023年11月11日土曜日

寒星や眠れずに彷徨う孤独

寒星や眠れずに彷徨う孤独

夜が更けて急に冬の寒さがやってきて目が覚めてしまいました。
かんぼしや ねむれずに さまようこどく
季語:寒星(かんぼし)
冬に見る星は、空気が澄んでいるので冴え冴えとしている。北斗七星やオリオン座など、星座の形をくっきりと見ることができる。

2 件のコメント:

  1. 冬の星座が美しく見える夜中、眠れずに色々なことが頭に浮かび、心が彷徨っている。孤独である。「寒星」の季語が句の全ての言葉と作者を空から見ている。最後の「孤独」が「寒星」と並び立って強く心に迫る。深い心情が誰にも共感出来る。短い詩の中に宇宙と一人の人間の心の中の広い世界が広がっている。素晴らしいと思いました。

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    1. 夜中の寒さに目が覚めても、アイパッチを貼っているため、真っ暗な宇宙に一人漂っているような感覚になりました。

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