部屋の手洗いの水の音から昔母の白い手が米を研ぐ音を想い出しました。
こめをとぐ ははのしろきて ふゆのみず
季語:冬の水(ふゆのみず)
秋に澄み渡った水は、寒さが増してくるにしたがいより磨きがかかり、研ぎ澄まされていく。暖かい時分の水は、生命の輝きを放っているが、冬のそれは命を脅かす厳しさを持っている。それゆえに、心身を清める神聖な力を感じさせる。
季語:冬の水(ふゆのみず)
秋に澄み渡った水は、寒さが増してくるにしたがいより磨きがかかり、研ぎ澄まされていく。暖かい時分の水は、生命の輝きを放っているが、冬のそれは命を脅かす厳しさを持っている。それゆえに、心身を清める神聖な力を感じさせる。
寒い朝、台所から米を研ぐリズミカルな音が聞こえて来る。子供心に(水が冷たいだろうな)と思い、母への感謝の気持ちが湧いて来ました。読むと気持ちがジーンとして、良い句だなぁと思いました。
返信削除冬の朝、布団の中の温かさに温々していると静けさの中から米を研ぐ音が聞こえてくる。母が白い米を冬の冷たい水に浸して米を研ぎ濯いでいる姿が浮かんできます。母の手は白くて暖かかったなあ。
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