2023年12月31日日曜日

行く年や編集長の声のして

行く年や編集長の声のして

編集長が作ってくれた俳句の感想集は楽しい広場を残してくれました。感謝です。
ゆくとしや へんしゅうちょうの こえのして
季語:行く年(ゆくとし)
押し詰まった年末、忙しい日々の束の間に、過ぎ去ったこの年を思い浮かべる。また残り少なくなった暮れの日数にも感慨深いものがある。

2 件のコメント:

  1. 「行く年」について。堀口大学の詩「年の別れ」に『逝く年は女であるか 盛りゆく影が淋しい 云々』とあります。単なる「行く年」より遥かに感慨深いものを感じていたようです。この句の「行く年」も弘君の俳句読者にとっては、深い感慨を共感する言葉になりました。ああ言えばこう返してくるだろうという編集長の声が聞こえて来るようです。

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    1. 歳時記で「行く年」を見ると子季語として「年逝く」がありました。この句は11月に亡くなった我らの編集長への追悼の意味がありますが、今年一年が過ぎてゆくとき心に残ったのは俳句感想集を作り人との繋がりを残してくれたことでした。これからも繋いでいきます!編集長。

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