2023年12月7日木曜日

風の朝真っ赤に灯り木守り柿

風の朝真っ赤に灯り木守柿

吹きすさぶ風の朝に落ちそうな木守柿が真っ赤に色づいています。
かぜのあさ まっかにともり こもりがき
季語:木守柿(こもりがき)
収穫のあとに、一つだけ木に残しておく柿の実や柚子の実、かぼ すの実などをいう。来年もよく実がつくようにという祈りとも、 あるいは小鳥のために残しておくともいわれる。

2 件のコメント:

  1. 気圧配置の関係か、冬は風の強い日が多いですね。「灯り」が真っ赤に色づいている、それ以上に自ら光を放っているかのように輝いている、そんな「木守柿」を見事に言い表していると思いました。

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    1. 今朝は強風が吹き荒れています。その風の中に「干柿を吊るしたまま来てしまったけど大丈夫かなぁ」と心配そうな看護師さんの話を聞いて、昔、庭の柿の木の赤い柿の実が風に吹かれて今にも落ちそうに揺れている光景が浮かんできました。

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