うたた寝の心地よさは母のちゃんちゃんこの丸い背中の温かさ。
うたたねや ははのせなかの ちゃんちゃんこ
季語:ちゃんちゃんこ
袖無し羽織に綿を入れたもので、主に子供や老人が着る。表布には縮緬や綸子、紬、木綿などが用いられる。袖がないので動きやすく、背中があたたか。手が自由になり、脱ぎ着が楽で重ね着もできることから働くときの防寒着としても重宝された。
季語:ちゃんちゃんこ
袖無し羽織に綿を入れたもので、主に子供や老人が着る。表布には縮緬や綸子、紬、木綿などが用いられる。袖がないので動きやすく、背中があたたか。手が自由になり、脱ぎ着が楽で重ね着もできることから働くときの防寒着としても重宝された。
「うたた寝」が続きましたね。温かい母の背中におんぶされ、ちゃんちゃんこの下でうたた寝をした、幼い頃を思い出すかのような幸せなひと時だったのですね。「うたた寝や」の詠嘆が効いていると思いました。
返信削除前日の俳句を推敲しているときに「うたた寝」で思い出したことがありました。母のちゃんちゃんこの丸い暖かな背中で眠ったひと時の記憶です。春の気配を感じて思い出したのかもしれません。
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