2024年2月19日月曜日

吾は猫なり春宵の屋根の上

吾は猫なり春宵の屋根の上

暖かな春の宵に自分が猫だったら昔家の屋根の上にいた猫に会いたいな。
われはねこなり しゅんしょうの やねのうえ
季語:春宵(しゅんしょう)
春、日暮れて間もないころのこと。また、「春宵一刻値千金」という有名な詩句は夜に入って間もないころの優雅なひとときをいう。

2 件のコメント:

  1. 「吾は猫なり」で設定が分かり「春宵の屋根の上」で映像が見えました。寒くもない屋根の上で優雅に佇む猫になった気分を想像しました。意外性と面白さがある名句。作者の想像が自由に膨らんでいる上に、格調が高い句だと思いました。

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    1. 昔から猫が好きで家で猫を買っていました。猫は自由でいいなぁと、時々自分も猫になりたくなります。屋根の上でのんびり月を眺めている自分を想像して穏やかな心を取り戻します。

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