2024年2月18日日曜日

雲分けて生まれた春の光かな

雲分けて生まれた春の光かな

一面の雲の西の空が明るくなった途端に光眩い春の太陽が現れました。
くもわけて うまれたはるの ひかりかな
季語:春の光(はるのひかり)
もともとは春の風光、春の景色をいったが、春の日の光としても用いられる。

2 件のコメント:

  1. どんよりとした曇り空。その隙間から太陽の光が明るく射している。句を読んで自分なりの映像を頭に描きました。それは空の描写であると共に、心の描写でもあると思いました。五七五の調べがどっしりとして、格調高い句だと思いました。

    返信削除
    返信
    1. 西日が直接射し込むと眩しくて目にも良くないだろうなと思いますが、朝からずっと垂れ込める曇り空は目には良くても気分は良くありません。その時雲の端が割れて現れる太陽はみずみずしく「いないいないばぁ~」された子どものよう気持ちになります。

      削除