2024年2月26日月曜日

春北風や思えば遠き反抗期

春北風や思えば遠き反抗期

強い北西の風に遠い昔の反抗期のことを思い出し苦笑い。
はるきたや おもえばとおき はんこうき
季語:春北風(はるきた)
低気圧の影響で一時的に西高東低の冬型気圧配置に戻り、冷たい北西風が雪を伴って吹く。一時的に季節の戻りを感じるものである。

2 件のコメント:

  1. 「春北風や」と詠嘆し、自分にも反抗期があったなぁ、思えば随分昔のことだ。すごく共感出来る句でした。先日中学校の恩師が亡くなりお通夜へ行きました。恩師の顔を見ながら、暴言を吐いたことを詫びました。「春北風」で「はるきた」俳句に通じた人しか読めませんね。この季語を知っていれば17音にまとめる上では都合が良いなぁと思いました。

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    1. 「春北風」の読み方は「はるきたかぜ」が普通ですが、「はるきた」と読むのは俳句特有の言葉の音数の調整の読み方です。それはそれとして、春に吹く北風の思わぬ強さに、理由もわからない反抗期のような思いを感じて、自分にも反抗期があったなあと思った一句です。

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