2024年7月14日日曜日

影を捨て光の中へ黒揚羽

影を捨て光の中へ黒揚羽
 
 日陰の中から影を振り捨てて光の中へ飛び出してきた黒揚羽は孤独が好き。
 かげをすて ひかりのなかへ くろあげは
季語:黒揚羽(くろあげは)
夏にみられる大型の蝶。キアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハなどの種類があり、いずれも羽の文様が美しい。春はやや小さめだが夏になると一回り大きくなる。

2 件のコメント:

  1. 「影を捨て」自分の黒い体が溶け込む、居心地が良い影の世界から、まばゆい光の中へ羽ばたこうとする決意が感じられました。颯爽と飛ぶ黒揚羽は外敵から目立ち、危険が多い人生かも知れません。しかし黒く輝く姿はスターです。

    返信削除
    返信
    1. 梅雨晴れの空へ黒揚羽が飛んでゆきます。二階の窓より高く颯爽と飛ぶ姿は鮮やかです。日陰のほうが涼しくて過ごしやすいのに、わざわざ日向へでてゆかなくてもいいのに、などと考えるのは私の勝手な思い込みですね。

      削除