2024年7月29日月曜日

吸呑の実なし味噌汁土用凪

吸呑の実なし味噌汁土用凪

味噌汁はいつものように吸呑に入れて、今日は風のない厳しい暑さです。
 すいのみの みなしみそしる どようなぎ
季語:土用凪(どようなぎ)
夏の終わり、土用のさなかの全く風のない日のこと。凪は、本来沿岸地帯において昼夜の風向きが変わるときに波も風も静まる時間帯のこと。この「土用凪」は一日中の現象をさす。農作物の生育には良いが、人間にとっては耐え難い無風である。

2 件のコメント:

  1. 「吸呑の実なし味噌汁」作者の病床での様子が分かります。味気なく思われますが、これが日常なのですね。「土用凪」外は太陽が照り付け、風がそよとも吹かない、静止画のような世界が想像されました。この酷暑は果てしなく続く様に思われます。秋の訪れが待ち遠しいです。

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    1. 今日は風もない猛暑になりました。食事の時間になり、いつものように味噌汁を吸呑に、お茶も別の吸呑に入れて、食べ始めます。窓の外は土用凪の暑さのようで、テーブルの上の吸呑にはまだ熱そうな味噌汁が舌を灼きそうです。この猛暑はいつまで続くのか、ヨーグルトを食べて、食後の薬を飲んでガンバリマス。

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