2024年9月21日土曜日

重たげに雲流れ来る秋彼岸

重たげに雲流れ来る秋彼岸

秋雨前線が南下してくる気配を感じさせるような雲が空を覆い始めている。
 おもたげに くもながれくる あきひがん
季語:秋彼岸(あきひがん)
秋分の日(九月二十三日ごろ)を中日とし、前後三日を含めた七日間を指す。お墓参りをし、おはぎを作ってご先祖に供える。彼岸は春と秋の二回あり、秋の彼岸は後の彼岸ともいう。ただ彼岸という場合は春の彼岸を指す。

2 件のコメント:

  1. 「重たげに」が良いと思いました。大きな、底面が灰色の雲の固まりが、近づいて来るのが頭に浮かびました。「秋彼岸」暑かった夏が、漸く終わる兆しが見えますが、秋晴れとはなりそうもないお彼岸ですね。

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    1. 秋のお彼岸となり、秋へと天候が移り変わるように、秋雨前線が南下してきたようです。空を覆ってくる黒雲に重苦しさを感じます。この雲が抜ければようやく爽やかな秋がやってくると思います。

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