2024年10月2日水曜日

秋晴や丸刈り頭光らせて

秋晴や丸刈り頭光らせて

三週間ぶりの散歩は秋晴の真夏日、丸刈りの坊主頭がよく光ります。
 あきばれや まるがりあたま ひからせて
季語:秋晴(あきばれ)
晴れわたる秋の天気のこと。秋日和と同じことであるが、秋晴は秋日和より言葉の響きがやや強い。

2 件のコメント:

  1. はつらつとした若さを感じました。俳句というものは(クラシック音楽の作曲のように)難しいことを考えながら作る場合もあるけれども、(ジャズのアドリブのように)即興で思いつくままに演奏することもあるのだろうと思いました。今NHKで「坂の上の雲」を再放送していますが、子規は楽しそうで、劇中の俳句は素人でも出来そうな感じなのです。丸刈り頭を「どうだ!」と自慢するかのような生き生きとした楽しさ溢れる句だと思いました。

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    1. 私の俳句スタイルは、感じたことを直感で詠んでから、余計な言葉を削り、足りない言葉を足して、思いを現す言葉を探したり(推敲)して作ります。この日は散髪したての坊主頭で出かけた散歩道は秋晴れの真夏日で、太陽の光に負けずに丸刈り頭を光らせて行く車椅子の自分を詠みました。難しいことを考えるのは苦手なので進歩がないのが弱点ですが。

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