2024年10月24日木曜日

秋の昼茹でそら豆の塩加減

秋の昼茹でそら豆の塩加減

雨後の蒸し暑いお昼に爽やかな薄緑のそら豆の塩加減がちょうどイイ。
 あきのひる ゆでそらまめの しおかげん
季語:秋の昼(あきのひる)
大気が澄み、秋の気配の濃くなってきた頃の昼間をいう。木立の影、日溜りなどにも秋特有の色がにじみ出る。

2 件のコメント:

  1. 「塩加減」で止まっていますが「良い塩梅」に決まっていますよね。「秋の昼」爽やかな風が吹いていることでしょう。風が涼しいと気持ちは寂しく思慮深い方へ傾く気がします。風が暑いと陽気で楽しい方へ傾く気がします。茹でそら豆の絶妙な塩加減を味わいながら、深まり行く秋をも味わっている句だと感じました。

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    1. そら豆は初夏が旬の食べ物ですが、秋の食事でも爽やかな薄緑色とほろほろとした食感は食欲を満足させてくれます。塩加減もちょうど「良い塩梅」で秋を味わいました。「塩加減」か「味加減」か「良い塩梅」か迷いましたが、5音で塩の加減が良かったので「塩加減」にしました。

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