2024年11月19日火曜日

石蕗の咲く頃なりし母の庭

石蕗の咲く頃なりし母の庭

丁度この時期は庭先に石蕗の黄色い花が咲いているはずですね母さん。
 つわぶきの さくころなりし ははのにわ
季語:石蕗(つわぶき)
キク科の常緑多年草。名の由来は「葉に艶のある蕗」による。蕗に似ているが、蕗とは別種である。大きな光沢のある葉をもち、初冬に黄色い花を多数つける。




2 件のコメント:

  1. 故郷の今を想う句。「秋雲や御船神輿の渡る刻」と同じ系列だと思いました。美しい叙情が感じられる句。「石蕗」も美しい名前ですね。名前の由来を知り、日本語の奥深さを感じました。秋が深まるに連れ、私好みの叙情的な句が増えて来た気がします。(個人の見解です)

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    1. 家の小さな庭には、母がいろいろな花や木を所狭しと育てていました。今頃は石蕗の黄色い花が咲いていました。私は庭に面した座敷から眺めるのが好きでした。石蕗の花が咲いたとき何の花か聞くと「つわぶき」と教えられたとたん「きゃらぶき」が食べたくなりました。

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