2025年1月16日木曜日

三寒の東雲や日陰り

三寒の東雲や日陰りてきし

昨日の暖かさから一転再び真冬の寒さがやってきました。
 さんかんの しののめや ひかげりてきし
季語:三寒(さんかん)
春が近い頃の気象現象。ほぼ七日間周期で天気が変化する。三日ほど寒い日が続いたあとで四日ほど暖かい日がつづく。

2 件のコメント:

  1. 「東雲」とは東の雲ではなく、明け方の茜色に染まる空のことなのですね。明け方空が茜色に染まって来た頃、日が陰って来て寒々しくなった、という句でしょうか。五五七のリズムで「日陰りてきし」が強く印象に残りました。格調高い句だと感じました。

    返信削除
    返信
    1. 天気予報どおり寒い朝になりました。空が明るくなってきたと思っていたら、そのまま明るくなることもなく、日が陰ってしまいました。昨日までの四温から今日から三寒が始まるようです。

      削除