2025年1月17日金曜日

腹押せばクウクウと鳴く冬深し

腹押せばクウクウと鳴く冬深し

乾燥してるからか体から水分が蒸発してゆく音がする。
 はらおせば くうくうとなく ふゆふかし
季語:冬深し(ふゆふかし)
一年で寒さの最も極まる時期のこと。積もった雪や北風に吹かれる枯れ草、防寒着に身を包む人々など、どこを見ても冬真っ盛り。春が待たれる日々である。

2 件のコメント:

  1. 「クウクウ」と鳴くのは、おなかが減った時に鳴く腹の虫でしょうか。「クウクウ」は喰う喰う、空空と連想され「冬深し」と相まって、冬の乾いた虚無的な印象を句から感じました。説明がまた詩的と言うか・・・

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    1. 朝のケアで体を拭いてもらっていると、腸が動いて人に聞こえるほど鳴りました。お腹の調子もいいようです。これから冬本番の寒さがやってきます。水分不足にならないように気をつけないと。

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