初風呂で体を洗ってもらいながら正面の壁に富士を思い描いてみる。
かべにふじ おもいえがいて はつゆかな
季語:初湯(はつゆ)
年が明けてはじめて風呂に入ること。正月一日は入らず、二日の昼間に入った。『江戸府内絵本風俗往来』(明治三十八年)によれば、「湯屋は七種まで、客に福茶を振る舞い、客は湯屋の主人や奉公人に年玉の銭を与えた」とある。
季語:初湯(はつゆ)
年が明けてはじめて風呂に入ること。正月一日は入らず、二日の昼間に入った。『江戸府内絵本風俗往来』(明治三十八年)によれば、「湯屋は七種まで、客に福茶を振る舞い、客は湯屋の主人や奉公人に年玉の銭を与えた」とある。
銭湯の富士山の画を想像しながら病院のお風呂に入るのですね。単調な病院生活を豊かな想像力で乗り切るたくましさを感じました。五七五のリズムが良くて、気持ちがスカッと大きくなるような読後感があります。
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削除今日は今年最初の風呂日、「初湯」と思えば普段とは少し改まった気分になります。見慣れた風呂場の壁に富士山の絵を思い描いてみれば、湯加減もちょうどいい43度でのんびりと楽しめます。いい湯だな~。
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