2025年2月18日火曜日

思い出はシトシト滲む雨水かな

思い出はシトシト滲む雨水かな

暦には雨水とあるものの寒気が張り出して大雪と寒さがやってきます。
 おもいでは しとしとにじむ うすいかな
季語:雨水(うすい)
二十四節気のひとつ。立春の後十五日、二月二十日頃。氷雪が溶け水となり、雪が雨に変わること。草木の芽生えが始まり農耕の備えを始める目安になる。

2 件のコメント:

  1. 「雨が空から降れば 思い出は地面に染み込む・・・」小室等の歌を思い出しました。どんな「思い出」なのでしょうか。「思い出」は心の潤い、雨が降り出すときに立ち上る匂い。少しセンチメンタルなモノクロームの句ですね。

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    1. 今日は「雨水」雪や氷が溶けて雨に変わる頃なのに、現実は寒波の襲来で大雪となりました。春は逆戻りしてしまいました。乾燥した日が続き雨が待ち遠しくなりました。そこで思いだした歌が「雨が空から降れば」でした。昔馴染んだ歌は思い出を呼び覚まします。

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