先々週は満開の梅はすっかり散っていて細やかな雨が落ちてきました。
ちりうめの あめしみじみと くるまいす
季語:梅(うめ)
梅は早春の寒気の残る中、百花にさきがけて白色五弁の花を開く。「花の兄」「春告草」とも呼ばれ、その気品ある清楚な姿は、古くから桜とともに日本人に愛され、多くの詩歌に詠まれてきた。香気では桜に勝る。
季語:梅(うめ)
梅は早春の寒気の残る中、百花にさきがけて白色五弁の花を開く。「花の兄」「春告草」とも呼ばれ、その気品ある清楚な姿は、古くから桜とともに日本人に愛され、多くの詩歌に詠まれてきた。香気では桜に勝る。
梅の花びらが散って地面に残っている。そこへ雨が降っている。作者は梅の名残を惜しみつつ、雨の中を車椅子で通り過ぎる。「しみじみと」が良いなぁと思いました。「車椅子」が下五に単独でポンと置かれたのも、作者の分身のように感じられて、良いなぁと思いました。
返信削除私の散歩好きを知っているリハビリの先生が連れ出してくれました。降っていないように見えましたが、細かい雨が落ちてきまし。梅の木を見ると花はすっかり落ちていました。先々週は満開の白梅が青空に映えていたのに、季節の移ろいをしみじみと感じました。
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