2025年5月11日日曜日

母さんの赤いがま口燕の子

母さんの赤いがま口燕の子

子供の頃お小遣いをくれた母の赤いがま口。軒の巣には燕の子が。
 かあさんの あかいがまぐち つばめのこ
季語:燕の子(つばめのこ)
その年に生まれた燕の子どもである。五、六羽の燕の子が、親から餌をもらうために大きな口を開けて巣から身を乗り出している姿はほほえましい。

2 件のコメント:

  1. 子供の頃、お母さんが赤いがま口から小遣いをくれた。燕の子が餌を貰うために大きな口を開けている、その口とがま口の形が似ている。母親から貰った深い愛情を想う句。母の日にふさわしいと思いました。

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    1. 今日は母の日、昔々の記憶が浮かんできました。燕が子育てを始めた今頃のことでした。小遣いをもらおうと母の前に立つと、母が前掛けから赤いがま口を出して十円玉を渡してくれます。私は一目散に駄菓子屋へ。あのがま口はどこに。

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