2025年5月18日日曜日

ゆるゆるの頭のネジや南風

ゆるゆるの頭のネジや南風

湿気を含んだ南風が吹いて、今度は地デジアンテナが故障とは。
 ゆるゆるの あたまのねじや みなみかぜ
季語:南風(みなみかぜ)
夏の季節風。冬の北風がからからに乾いているのに対し、この風は湿っていて暑苦しい。「みなみ」だけで風を省略した呼び名は、もともとは漁師、船乗り言葉だったことによる。

2 件のコメント:

  1. 暖かく湿った「南風」が吹き、自分の頭もネジがゆるんだようにボーッとして働いていない、という句でしょうか。「ゆるゆるの頭のネジ」が自虐的でユーモアも感じられます。説明の『地デジアンテナ故障』は句に直接関係があるのかな?アンテナの故障が相次ぎ、入院生活の楽しみが支障を来していますね。

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    1. 夏の季節風である南風が湿気を伴って吹いています。アンテナの故障が続いて、いつも見ていたニュースや野球中継が見られず、時間が過ぎてゆくのがボーッとして頭の回転がゆるくなっている感覚があります。カラッと五月晴れの空が待ちどうしくなります。

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