2025年5月24日土曜日

病棟の夏のあかつき明鴉

病棟の夏のあかつき明鴉

まだ眠っている病棟を起こすように甲高い鴉の声が響いてくる。
 びょうとうの なつのあかつき あけがらす
季語:夏の暁(なつのあかつき)
夏は明けが早いので四時から五時頃までには空が白んでくる。美しい朝焼けの日も多く、気温も上がらないので清々しくすごせる一時でもある。

2 件のコメント:

  1. 「夏のあかつき」は清々しいですね。私も新しい仕事に変わってから5時に起きているので実感しています。「明鴉」の声は、男女の朝の別れの情緒を表現するのに用いられたとのこと、人によっては艶めかしい「夏のあかつき」もあるのだなぁと勉強になりました。

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    1. 時々鳴く鴉の声は静けさの中に響いてきます。夜明けが早くなり明鴉も早い時間に鳴くようになりました。「明鴉」には男女の朝の別れの情緒を表現する意味があるのですか!知らなかったです。そんな体験はないので「明鴉」の声は目覚まし代わりに聞いています。

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