2025年5月9日金曜日

アンテナに鴉が止まる薄暑かな

アンテナに鴉が止まる薄暑かな

故障したままのアンテナに鴉が止まって辺りを見回している曇り空。
 あんてなに からすがとまる はくしょかな
季語:薄暑(はくしょ)
初夏の頃、やや汗ばむほどの暑さをいう。大正年間に定着した季語。夏のはじめの感覚的な季語である。

2 件のコメント:

  1. 字面では細い金属棒を組み合わせたアンテナを想像し(大きな鴉が止まったら曲がりそう)と思いましたが、これは先日登場した「故障したまま」のパラボラアンテナですね。生き物が来てくれるのは嬉しいですが、鴉だと大きいし黒色だし情緒がないですね。それが「薄暑」と響き合っていると思いました。

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    1. アンテナの故障が長引いています。修理には入っているようですが、原因がわからないようです。窓から見ているとアンテナに鴉が止まってキョロキョロしている。まさか鴉が故障の原因ではなかろうに、いやもしかしたら鴉のせいかもしれないと思うと汗が滲んできます。

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