山盛りのかき氷をこぼさぬように気をつけていてもこぼしてしまう。
かきごおり こぼさぬように こぼしけり
季語:かき氷(かきごおり)
かき氷は「削氷」(けずりひ)として清少納言の『枕草子』の「貴なるもの」(上品なもの)に見える。当時は、甘葛(あまづら・蔦の樹液を煮詰めたものとされる)をかけて味わっていた。現在は果汁や練乳で甘みをつけ、抹茶、小豆餡、クリームを添えたものなど、多種多様である。真夏の涼味として人気が高いが、冬でも味わえる店がある。
季語:かき氷(かきごおり)
かき氷は「削氷」(けずりひ)として清少納言の『枕草子』の「貴なるもの」(上品なもの)に見える。当時は、甘葛(あまづら・蔦の樹液を煮詰めたものとされる)をかけて味わっていた。現在は果汁や練乳で甘みをつけ、抹茶、小豆餡、クリームを添えたものなど、多種多様である。真夏の涼味として人気が高いが、冬でも味わえる店がある。
かき氷をこぼさぬように食べるのは至難の業です。「こぼさぬように」と「こぼしけり」の間は、句では繋がっていますが、かき氷をスプーンにすくってそろそろと口元に運ぶ動作が見えるようでした。大体かき氷の山のどこか思わぬところが雪崩を起こすのですね。「あっ!こぼしちゃった」とオチがあって面白いです。
返信削除かき氷を前にして、かき氷からスプーンを抜くときが第一関門で、殆どの場合こぼしてしまいます。運良くスプーンが抜けたらいよいよ食べ始めますが、どこからスプーンを入れてすくうか気を使いますが、結局は途中でこぼして、後はかき氷を楽しんでおしまいでした。
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