2025年8月12日火曜日

夕日にうなだれていた日輪草

夕日にうなだれていた日輪草

四十年前日航ジャンボ機墜落事故があった日にも向日葵の影が。
 ゆうひに うなだれていた にちりんそう
季語:日輪草(にちりんそう)
向日葵の別称。向日葵は太陽の花。太陽に向かって花の向きを変えると考えて、この名がついた。夏の象徴の花である。

2 件のコメント:

  1. 向日葵(日輪草)は太陽に向かって咲く、日が沈むと下を向く。元気で明るいイメージの日輪草が「夕日にうなだれていた」。句では日航ジャンボ機墜落事故とは書いてありませんが、世の中が悲しみに包まれたことが伝わりました。8月はお盆、終戦記念日、広島長崎への原爆投下、ジャンボ機墜落事故など、亡き人を悼む悲しい日が続きますね。

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    1. 今日は四十年前に日航ジャンボ機墜落事故があった茜雲忌、十五日は戦後八十年目の終戦の日、失われた命を想うとき悲しみか溢れてきます。八月の眩しい太陽のような向日葵ですが、日暮れ近くなりうなだれた様子は祈りを捧げているようです。

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