2025年9月14日日曜日

伯父の忌のかの夜の祭囃子かな

伯父の忌のかの夜の祭囃子かな

祭好きだった伯父の通夜の席に聞こえてきた祭囃子を思い出す。
 おじのきの かのよの まつりばやしかな
季語:祭(まつり)
単に祭といえば都市の神社の夏祭をさす。悪疫退散を目的とする。この点、秋に田園の神社で行なわれる秋祭(収穫祭)と異なる。山車や鉾、神輿などの巡行があり、舞や奏楽などの奉納が行われる。境内や門前には夜店が立ち並び、宵宮から祭り当日にかけて多くの人でにぎわう。

2 件のコメント:

  1. 9月14日は私の父(弘君の伯父)の命日。祭りが好きな粋な人でした。その年の祭りの初日の朝亡くなりました。亡きがらが家に帰り、聞こえて来た祭り囃子が、父を偲ぶ皆の悲しみを誘ったのを覚えています。

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    1. 祭の初日に亡くなったと聞いて、驚いたと同時に祭好きな伯父さんらしいなと思いました。遠くから近づいて来る屋台の祭囃子が家の前に止まって、しばらくさ組屋台のお囃子を聞いていたことを思い出しました。

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