祭も三日目の千秋楽の夜、祭囃子も遠ざかり夜風が心地よい。
よいさます まつりのあとの よかぜかな
季語:祭(まつり)
単に祭といえば都市の神社の夏祭をさす。悪疫退散を目的とする。この点、秋に田園の神社で行なわれる秋祭(収穫祭)と異なる。山車や鉾、神輿などの巡行があり、舞や奏楽などの奉納が行われる。境内や門前には夜店が立ち並び、宵宮から祭り当日にかけて多くの人でにぎわう。
季語:祭(まつり)
単に祭といえば都市の神社の夏祭をさす。悪疫退散を目的とする。この点、秋に田園の神社で行なわれる秋祭(収穫祭)と異なる。山車や鉾、神輿などの巡行があり、舞や奏楽などの奉納が行われる。境内や門前には夜店が立ち並び、宵宮から祭り当日にかけて多くの人でにぎわう。
相良の祭りの頃になると、昼は暑くても、朝夕は涼しくなります。昼から酒を飲み、大いに盛り上がる祭りですが、午後9時の千秋楽の後、家路につく頃には、まさにこの句の通りの情景となります。祭りの興奮が残りながらも、心地良い疲れを感じた、あの時の記憶を呼び覚ましてくれる句でした。
返信削除今年の祭り三句目は、祭りの後の情景を思い浮かべた一句です。祭りの余韻とほろ酔いの体をさます夜風を詠みました。今年はまだまだ暑いですが、気分は秋を感じます。
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