2025年9月24日水曜日

爽やかや肌を離れし湯の熱り

爽やかや肌を離れし湯の熱り

風呂上がり部屋まで廊下を来る間に湯の熱りも汗も引いていた。
 さわやかや はだをはなれし ゆのほてり
季語:爽やか(さわやか)
爽やかとは、もともとはさらりと乾いた秋風が吹くことをいう。次にその風に包まれるときの感じをいうようになり、さらに秋のここちよい気分をいうようになった。

3 件のコメント:

  1. 湯上がりの気持ちよさを謳った句ですが、「肌を離れし湯の熱り」の表現が(変化球で来た)と感じました。「爽やか」は私は『爽やかな初夏の・・・』と使いますが、秋の季語だったとは。「爽やかや」と詠嘆するのも何か新鮮な感じがしました。

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    1. 残暑が厳しかった頃までは肌がなんとなくベタつくような感じがありましたが、気温とともに湿度も下がって、サラッと乾いて爽やかだなあと実感した風呂上がりの一句てす。

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    2. 初夏の五月晴れも気持ちよくて爽やかですが、清々しいと言うようです。初夏と初秋とでは湿度が違う感覚があります。大陸の高気圧と太平洋高気圧の湿度の違いによるのでしょうね。

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