2025年11月30日日曜日

仰ぐほかなき天井や神迎

仰ぐほかなき天井や神迎

寝返りができないので毎日天井を仰いで過ごしています。
あおぐほかなき てんじょうや かみむかえ
季語:神迎(かみむかえ)
出雲大社へ参集していた神々が会議を終えてもとの社へお帰りに なる。それを迎える祭事、行事。陰暦十月末か十一月一日とするところが多い。田の神が冬の間は山に帰るとする古い信仰が原型といわれる。

2 件のコメント:

  1. 弘君にとって日常である、仰向けに寝た状態。寝返りが出来なく、定期的な体位変換が欠かせません。「ほかなき」の一語にその辛さが伝わって来ました。自分がそうなったことを想像して、弘君の気持ちを追体験しようとしても、想像以上の計り知れないものがあるだろうと思うばかりです。仰ぐ天井に神様がいて、見守ってくれていれば良いなぁと思いました。

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    1. 出雲に出かけてた神様を迎える日も、いつものように仰向きのまま天井を眺めているばかりです。寝ているだけなら楽だろうとぉ思っていましたが、大間違いでした。一日中寝ていることの大変さを思い知りました。

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