紅葉の中の冬木の桜の枝を抜けてゆく風が寂しさを感じさせます。
とおりすぎし かぜよふゆきの さくらかな
季語:冬木の桜(ふゆきのさくら)
冬枯の桜をいう。色とりどりに美しい桜紅葉が散り尽くしたのち、 桜は枯れ姿になる。華やかな花時をおもかげに、枯れた姿にも趣 が感じられる。返り花や冬桜と混同しないようにしたい。
とおりすぎし かぜよふゆきの さくらかな
季語:冬木の桜(ふゆきのさくら)
冬枯の桜をいう。色とりどりに美しい桜紅葉が散り尽くしたのち、 桜は枯れ姿になる。華やかな花時をおもかげに、枯れた姿にも趣 が感じられる。返り花や冬桜と混同しないようにしたい。
「冬木の桜」葉が散った後の桜のことですか。花も葉もない枯れ木のような桜は寂しいですね。それに趣を感じられるように、いつかなるかなぁ。「通り過ぎし風よ」きっと乾いた北風ですね。気温が低く、風が強かったこの日を詠んだ、寒さが伝わる句でした。
返信削除桜の花の美しさ華やかさを思うと、葉桜となり、控えめな紅葉のあと、裸木となったところへ吹く、試練のような冬の風の厳しさを感じます。
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