2019年11月29日金曜日

深読み音楽会 井上陽水

二度とない人生だから秋惜しむ

テレビ番組「深読み音楽会 井上陽水」を見て、なるほどそういう読み方もあるのかと、聴き直そうと思いました。
にどとない じんせいだから あきおしむ
季語:秋惜しむ(あきおしむ)
去り行く秋を惜しむこと。「行く秋」よりも主観のつよい言葉である。古来から「春惜しむ」と相対する詩情とされる。

2019年11月28日木曜日

楽しい時間は短くて

会いたくて会えたひととき日短し

箱根病院で俳句を通じて知り合い、会いたいと思っていた人が会いに来てくれて、短い時間でしたが楽しかった!
あいたくて あえたひととき ひみじかし
季語:日短し(ひみじかし)
冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。

2019年11月27日水曜日

病室から一階のリハビリ室へ

エレベーター降りて冬めく廊下かな

暖かな病室から一階の人気ない廊下に冬が近づく寂しさを感じました。
えれべーたー おりてふゆめく ろうかかな
季語:冬めく(ふゆめく)
町のたたずまいや山野の眺めばかりでなく、雨や風、空気なども 冬らしくなること。

2019年11月23日土曜日

勤労感謝の日

介護受く日々や勤労感謝の日

難病と介護は休みなく、今日は勤労感謝の日
かいごうく ひびや きんろうかんしゃのひ
季語:勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)
十一月二十三日。働くことを喜び働く人に感謝する国民の祝日。

2019年11月20日水曜日

とめどなき散紅葉

散紅葉とめどなく散り積もれかし

見事に紅葉した一樹からとめどなく降る散紅葉を眺めながら浴びながら秋を思う
ちりもみじ とめどなくちり つもれかし
季語:散紅葉(ちりもみじ)
美しく紅葉した葉も、冬の訪れとともに色褪せ、やがて冬の風に散っていく。

2019年11月15日金曜日

大嘗祭の松明と月

神の座に灯す松明冴ゆる月

大嘗祭の執り行なわれる大嘗宮の松明の光と夜空にかかる月の光、対照的な光でした。
かみのざに ともすたいまつ さゆるつき
季語:冴ゆる月(さゆるつき)
冴えきった大気の中で鏡のように澄んだ月のようす。

2019年11月12日火曜日

小春日の血圧測定

小春日や加圧不足の血圧計

朝の血圧チェック、加圧不足で測り直すといつもより高く三度目の測定は平常値でOK!ホント?
こはるびや かあつぶそくの けつあつけい
季語:小春日(こはるび)
まだ本格的な冬とはならず暖かい日和が春先の陽気を思わせるが、春とは区別して「小春」という。本格的な冬に備えるころの日和。

2019年11月8日金曜日

冬の前触れ?

立冬の起き抜けに痙る足の指

朝の介護が始まったとき突然の痛み、冬の前触れか足の指が痙りました。
りっとうの おきぬけにつる あしのゆび
季語:立冬(りっとう)
二十四節気のひとつ、太陽暦の十一月八日頃。まだそれ程寒くはないが、冬の声を聞くと吹く風もこころなしか冷たく感じられる。

2019年11月6日水曜日

採血の朝

朝寒や採血を待つ左腕

採血はだいぶ慣れてきましたが、腕をまくられて待つ間は嫌なものです
あささむや さいけつをまつ ひだりうで
季語:朝寒(あささむ)
晩秋、朝のうちだけ、ひやりと寒さを感じる。その寒さは昼近くなると消えてしまう。

2019年11月3日日曜日

仰臥漫録(ぎょうがまんろく)

パソコンで聴く「仰臥漫録」文化の日

正岡子規の「仰臥漫録」の朗読がネットにあったのでパソコンで聴きました
ぱそこんできく ぎょうがまんろく ぶんかのひ
季語:文化の日(ぶんかのひ)
十一月三日の祝日。明治時代は天皇の誕生日として天長節、その 後、明治節に変わったが、第二次大戦後は平和と文化を推進する 日となり、文化の日と定められた。