2021年8月29日日曜日

露草やはじめて買った虫めがね

露草やはじめて買った虫めがね

子供の頃はじめて虫めがねで見た露草の綺麗だったこと!
つゆくさや はじめてかった むしめがね
季語:露草(つゆくさ)
道ばたや庭先にふつうにみかける秋の草。貝の形の小さいがあざやかな青い花は、古くから染料にも使われてきた。月草、蛍草ともいう。

4 件のコメント:

  1. 虫めがねで見ると、別世界が見える気がしました。私は指紋にびっくりしました。句だけ読むと、虫めがねで露草を見たことがはっきりと伝わりませんでした。「はじめて買った」と「露草の綺麗だったこと」どちらを伝えたいか、ですかね。

    返信削除
    返信
    1. 露草は小さくて、虫めがねで見たときに初めて、その色合いと形の面白がわかりました。はじめて買った虫めがねで、はじめて見た露草のことを詠んだのです。どんなふうに読めるのでしょうか。

      削除
  2. 「露草や」と詠嘆して、一旦切れて場面が変わり「はじめて買った虫めがね」と読みました。「露草や」と「虫めがね」が独立していて無関係なもののように感じられました。俳句を分かる人が読めばそうではないかも知れません。プレバトを見た程度でエラそうに言って申し訳ありません。

    返信削除
    返信
    1. そうですね、「露草や」で切れるので「はじめて買った虫めがね」との関係が分かりませんね。主役の「露草」を活かす十二音の言葉があったかもしれません。俳句の作り方に、一物仕立て(季語のことだけを詠む)と取り合わせ(季語と別のモノ、コトを合わせて詠む)がありますが、この句は取り合わせで作りましたが、失敗だったか?!

      削除