2021年8月3日火曜日

部屋中が緑陰となる真昼かな

部屋中が緑陰となる真昼かな

窓から差し込む真昼の日差しの照り返しは涼やかな緑色。
へやじゅうが りょくいんとなる まひるかな
季語:緑陰(りょくいん)
夏の日差しのもとのよく繁った木の陰をいう。日差しが強くなってくると緑陰の涼しさは何よりである。緑陰で読書をしたり昼寝をしたり、家族で食卓を囲んだりするのも楽しい。

3 件のコメント:

  1. 強烈な日差しと、涼やかな緑陰のコントラストが目に浮かびました。毎日代わり映えのしない病室で、この句を詠めるのは弘君の感受性の素晴らしさだと思います。この句から連想したのはヘンデルの「オンブラマイフ」です。「こんな木陰が今までになかった。どれよりも愛しく、愛らしく、そして優しい」

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    1. 「オンブラマイフ」をネットで捜して聴いてみたらよく聴いた曲でした。美しい曲ですね。優しくて涼やかな緑陰が思い浮かびます。

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  2. 「こんな木陰は」の間違いです。

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