2024年10月29日火曜日

出涸らしのような雨ふる暮の秋

涸らしのような雨ふる暮の秋

窓の外は雨、昨日も一昨日も雨、秋晴の青い空が見たいのです。
 でがらしの ようなあめふる くれのあき
季語:暮の秋(くれのあき)
秋も終わり近い頃をいう。秋の夕暮ではない。「晩秋」より心理的な要素を含む。「暮の秋」「行く秋」「秋深し」の順に秋を惜しむ気持ちが濃くなる。

2 件のコメント:

  1. 「出涸らしのような雨」とはどんな雨?「出涸らし」という言葉を使うのはお茶ですね。茶葉を替えずに何度も淹れて、味も色も香りも薄くなった状態。雨も降り続いて情緒も感じられず、もううんざり、という感じでしょうか?それに対して「暮の秋」には情緒が感じられます。

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    1. 秋雨前線が長々と伸びて、雨が降っては止み、止んではまた降る日が続いて、灰色の空から降る、出涸らしのような、雨を愛でるような気にはなりません。秋晴の青い空が見たくて仕方がない思いが募ります。

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