2024年11月8日金曜日

木枯一号や決闘猫二匹

木枯一号や決闘猫二匹

木枯一号が吹いたらしい。猫が二匹睨み合って一触即発の決闘の刻。
 こがらしいちごうや けっとうねこ にひき
季語:木枯(こがらし)
冬の到来を告げる強い北風。乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。

2 件のコメント:

  1. 面白い句ですね。「木枯や」でなく「木枯一号や」にしたことで、いよいよ寒さが始まったと感じられました。「決闘猫二匹」で猫が睨み合っている状況が目に浮かびました。「一号」「二匹」の対比や、漢字が沢山並ぶ見た目も緊迫感があります。「決闘武士二人」としても良いような迫力あるシチュエーションが「猫二匹」となるユーモアも面白いです。

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    1. 昔「木枯し紋次郎」という時代劇ドラマでがありました。その主題歌「だれかが風の中で」が好きで、木枯らし一号が吹いたと聞いて、連想して詠んだ一句です。木枯らし一号が一匹狼のような木枯し紋次郎で、決闘猫は主人公の前で決闘を始めた二人ですが、実際に見たのは野良猫に引きの喧嘩です。

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