2025年4月16日水曜日

御衣黄の八重の光のゆかしさよ

御衣黄の八重の光のゆかしさよ

御衣黄桜がタワワに咲いて、薄緑がかった花の色に見とれてしまう。
 ぎょいこうの やえのひかりの ゆかしさよ
季語:御衣黄(ぎょいこう)
バラ科サクラ属の植物。オオシマザクラを基に生まれた日本原産の栽培品種のサトザクラ群のサクラ。名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため。別名は「ミソギ(御祓)」。



2 件のコメント:

  1. 「御衣黄」とは高貴な印象の桜なのでしょうね。八重桜のようなボリューム感がある花なのかな。そして高貴な花はゆかしいのですね。原色の鮮やかな花とは違う魅力があるのでしょう。「光」が抽象的に使われています。具体的な「御衣黄」と抽象的な「ゆかしさ」とを上手く繋いでいると感じました。

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    1. 御衣黄は咲き始めは淡い黄緑色ですが、咲き進むと白色となり、最終的にはピンク色になる花ですが、この日に見たのは咲き始めの薄緑色でした。ブログの写真よりもう少し淡い色で、うっかりすると見過ごしてしまいそうですが、若葉を背景に映えます。世の中で見た桜より一際美しく思います。

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