2025年4月17日木曜日

夏近し昨日より濃き軒の影

夏近し昨日より濃き軒の影

夏日となりそうな昼の日陰が昨日より濃く感じる、夏も近いかな。。
 なつちかし きのうよりこき のきのかげ
季語:夏近し(なつちかし)
春もまもなく終わろうという頃、空の色や日差しの強さ、木々の盛んな様子などに夏が近いことを実感する。躍動的な夏が近づいてくることへの期待感。厳しい暑さが到来することへの覚悟。「夏隣」ともいう。

2 件のコメント:

  1. 「夏近し」まさにそんな日でした。この前まで『早く暖かくならないかねぇ』と言っていたのが、早くも真夏の暑さの心配が話題となります。この句は気温でなく「軒の影」が昨日より濃くなっている、と詠んでいます。そこが良いと思いました。

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    1. テレビを見ながら、今日も暑くなりそうだなぁと窓の外を眺めると、隣の建物の庇や屋根の影が濃くなって、光と影のコントラストに日射しの強さを感じます。部屋の中はそんなに暑く感じませんが陽の光に夏を感じさせます。

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