2025年5月31日土曜日

雨上がり夕日に止まる巣立鳥

雨上がり夕日に止まる巣立鳥

雨上がり夕日を浴びて電線に危なっかしく止まっているのは子燕?
 あめあがり ゆなうひにとまる すだちどり
季語:巣立鳥(すだちどり)
春、巣の中で孵った雛鳥が飛べるまでに成長し、初夏の頃に次々に巣から離れていくこと。

2 件のコメント:

  1. 一人前の姿をしていても、動作が何となく危なっかしいのが「巣立鳥」なのでしょうね。私も新しい仕事に就いて巣立鳥になっています。「夕日に止まる」の表現が、ちょっとはっきりしない感じを受けましたが、夕日が美しい空に巣立鳥がシルエットのように見える光景と、作者のハラハラしながら無事を祈る気持ちが伝わりました。

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    1. 雨上がりの夕日の中を飛んできた鳥が電線に止まってフラフラしながらバランスをとっている。よく見ると巣立って間もない子燕のようです。「夕日に止まる」は文章としてはおかしくて、「夕日を浴びて電線に止まる」様子を見ているうちに、子燕が電線ではなく夕日の中空に浮かんでいるように見えてきて、「夕日に止まる」としました。

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