猛暑で熱中症アラートが出ている散歩道を十五分広島を想いつつ。
かぜしすや はちがつむいかの ひるのみち
季語:風死す(かぜしす)
夏の暑さの中、少しでも風が吹けば心地良いものだが、風がぴたりと止むと誠に耐え難い暑さとなる。いわゆる「凪」と言われる現象であるが、「風死す」と言えばその息苦しさが感じられる。
季語:風死す(かぜしす)
夏の暑さの中、少しでも風が吹けば心地良いものだが、風がぴたりと止むと誠に耐え難い暑さとなる。いわゆる「凪」と言われる現象であるが、「風死す」と言えばその息苦しさが感じられる。
「風死すや」風がまったく無い炎天。「昼の道」熱中症アラートの中を散歩したのですね。それが「八月六日」の広島へ原爆が投下された日。当日の惨禍を悼みつつ、80年後の今、散歩する自分が居る。読む人がそれぞれ思いを巡らせることが出来る句だと思いました。そして環境破壊や戦争から、未来の地球と人類を守らなければならない、と感じる句だと思いました。
返信削除核兵器が使用され、一発の爆弾の炸裂により一つの街が壊滅し、そこに生活していた何十万人の人々の命を奪い、放射能の影響は子どもにまで及ぶ、存在してはならない兵器であるにも関わらず、地球上には地球を破壊できる量の核兵器が存在している。そんな状況で戦争が起きている。国の指導者は知性、理性を持ってほしいものです。バカは死ななきゃわからない!なんてことにならないように。
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