2025年9月19日金曜日

胸水を抱えて生きる子規忌かな

胸水を抱えて生きる子規忌かな

今日は正岡子規の命日。私は溜まったままの胸水と生きてゆく。
 きょうすいを かかえていきる しききかな
季語:子規忌(しきき) 
俳人、正岡子規の忌日。明治三十五年(一九〇二年)九月十九日脊椎カリエスにより没。三十五歳。

2 件のコメント:

  1. 俳人弘君にとって子規忌は大切な日なのでしょうね。脊椎カリエスという病と闘いながらも、最期まで句作を続けた子規。弘君も障害を持ち、入院しながら、一日一句を作り続けています。胸水、目の症状、痰、パソコンのマウスの具合、入院生活は平穏ではなく、毎日毎日山あり谷ありの日々だと思います。俳句の師、人生の師である子規へ、自分の覚悟を示した句だと思いました。

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    1. 有名な俳人の忌日は季語となっていて、特に師と仰ぐ正岡子規の生き方、生涯をかけたな俳句、短歌にかけた情熱は目標となっています。少しでも子規のユーモアと強さを持ちたいと思っています。

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