月の句 5/5
名月は浦島太郎が開けた玉手箱から煙とともに出てきたような。
めいげつや たまてばこより たちのぼる
季語:名月(めいげつ)
旧暦八月十五日の月のこと。「名月をとつてくれろと泣く子かな」と一茶の句にもあるように、手を伸ばせば届きそうな大きな月である。団子、栗、芋などを三方に盛り、薄の穂を活けてこの月を祭る。
季語:名月(めいげつ)
旧暦八月十五日の月のこと。「名月をとつてくれろと泣く子かな」と一茶の句にもあるように、手を伸ばせば届きそうな大きな月である。団子、栗、芋などを三方に盛り、薄の穂を活けてこの月を祭る。
一読して「玉手箱」が何か具体的な物(箱形のビルとか)の比喩かな?と考えました。説明を読むと、思いがけなく目の前に現れた月に、何か不思議な感じがした、という作者のイメージを伝えたかったのだろうと思いました。「玉手箱」の一言だけで作者の意図をつかむのは難しかったです。
返信削除龍宮城から戻った浦島太郎が開けた玉手箱から立ち昇った煙の中から、魔法のように現れた月に楽しかった日々を思い出したかもしれません。
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