2025年10月5日日曜日

病室の東屋めいて月今宵

病室の東屋めいて月今宵

月の句 2/5
を眺めていると病室が月見の東屋のように思えてくる。
 びょうしつの あずまやめいて つきこよい
季語:月今宵(つきこよい)
旧暦八月十五日の月のこと。「名月をとつてくれろと泣く子かな」と一茶の句にもあるように、手を伸ばせば届きそうな大きな月である。団子、栗、芋などを三方に盛り、薄の穂を活けてこの月を祭る。

2 件のコメント:

  1. 月を愛でるのは風流ですね。病室にいるのですが、東屋に居るように思えて来る、という句。「月今宵」で季語なのですね。『今宵の月は・・・』というセリフを時代劇でよく耳にします。月見を楽しんでいる気持ちが伝わって来ました。

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    1. 部屋の窓から月の出が見えることはめったにありません。十五夜の前夜ではありましたが、素晴らしい月でした。

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