2025年11月21日金曜日

えびす講恙無く過ぎし年の鯛

えびす講恙無く過ぎし年の鯛

えびす講の尾頭付きの鯛を見ると恙無く過ごせた一年の感謝を思う。
えびすこう つつがなくすぎし としのたい
季語:恵比寿講(えびすこう) 
七福神のひとつ恵比須神の祭礼。陰暦の十月二十日や十一月二十日などに行われる。恵比須は、農村では田の神、漁村では漁の神、商家では商売繁盛の神で、地方によって様々な祝い事がなされる。

2 件のコメント:

  1. 昔は「えびす講」をやっていました。恵比寿さんの掛け軸を飾り、その前のテーブルに尾頭付きの鯛を始めとしたいろいろなお供え物、そして各自の財布を置いて、商売繁盛と金運を祈りました。いつからやらなくなったのか、私の代からだと今更ながら思いました。句は「恙無く過ぎし年」と一年の感謝を詠んでいるのが意外でした。(私は今後のお願いばかりしていたので)最後に「鯛」に焦点が当たるのが具体的でとても良いと感じました。

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    1. 昨日がえびす講の日だと知って、懐かしく思い出しました。鯛の尾頭付きを目にするのはえびす講とお正月ぐらいだったような気がします。一年を無事に過ごせた喜びと感謝の思いで鯛をいただきました。

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