2025年11月27日木曜日

山茶花散り敷き白き道に立つ

山茶花散り敷き白き道に立つ

風に山茶花がほとんど散り落ちて真っ白くなった道にふと立ち止まる。
さざんかちりしき しろきみちに たつ
季語:山茶花(さざんか)
日本固有のツバキ科の常緑小高木で、枝先に白か淡紅色の五弁の花を開く。園芸種として八重咲きや濃紅・絞りなどもある。

2 件のコメント:

  1. 「山茶花山茶花咲いた道 たき火だたき火だ落葉焚き」と歌にありますね。画像を見たら椿に似ています。この花が山茶花だ、と意識したことが無かった。「山茶花散り敷き白き道」を想像したら「立つ」の意味が、美しい景色に見とれて、ではなく、山茶花を踏みながら進むのをためらう気持ち、ではないかと思いました。

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    1. 私が山茶花を見たのは二十年以上前、電動車いすで役場の庁舎脇の小道をゆくと真っ白な花びらか道に散り敷いて、その美しさと踏み散らすことに躊躇した思いでです。

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