2025年12月15日月曜日

冬の灯にとろろ粥すする夕餉かな

冬の灯にとろろ粥すする夕餉かな

面会に来てくれてありがとう。とろろを美味しくいただきました。
ふゆのひに とろろがゆすする ゆうげかな
季語:冬の灯(ふゆのひ)
冬の夕暮とともにともされる灯のこと。日暮の早い町にともる灯は、淋しさとともに暖かな感じがある。

1 件のコメント:

  1. 「とろろ粥」でこちらから誰か面会に行ったことが分かりました。久しぶりの訪問者で嬉しかったことでしょう。嬉しい余韻を噛みしめながら、お土産の「とろろ」を食べる幸せな「夕餉」。「冬の灯」の季語が温かい暖色の光でこの句を照らしているようです。

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