梅雨のリハビリ室にはリハビリの患者さんがいっぱい。
にぎやかな りはびりしつや つゆごもり
季語：梅雨（つゆ）
六月ごろ、ひと月にわたって降りつづく長雨。さみだれのこと。ちょうど梅の実の熟れるころなので梅雨ともいう。梅雨の季節をさすこともある。
季語：梅雨（つゆ）
六月ごろ、ひと月にわたって降りつづく長雨。さみだれのこと。ちょうど梅の実の熟れるころなので梅雨ともいう。梅雨の季節をさすこともある。
2021年6月30日水曜日
2021年6月29日火曜日
ワクチンの何事もなく冷奴
ワクチンの何事もなく冷奴
一回目のワクチン接種、痛みもなく熱も出ませんでした。
わくちんの なにごともなく ひややっこ
季語：冷奴（ひややっこ）
水や氷で冷やした豆腐を三センチ角ほどのさいの目に切り、冷水の鉢に盛ったり、青竹を器にしたりして、生姜、紫蘇、削りぶしなどを薬味として食べる。見た目にも涼味を感じる手軽で庶民的な夏の料理。酒の肴にもよくあう。
季語：冷奴（ひややっこ）
水や氷で冷やした豆腐を三センチ角ほどのさいの目に切り、冷水の鉢に盛ったり、青竹を器にしたりして、生姜、紫蘇、削りぶしなどを薬味として食べる。見た目にも涼味を感じる手軽で庶民的な夏の料理。酒の肴にもよくあう。
2021年6月28日月曜日
六月や吾もアクアリウムの魚となる
六月や吾もアクアリウムの魚となる
病室がプロジェクション・マッピング水族館になりました。
ろくがつや われもあくありうむの うおとなる
季語：六月（ろくがつ）
六月と言えば、ほぼ梅雨の時期に当たる。じめじめしていやな季節である一方、稲作には貴重な水をもたらしてくれる。山々は緑におおわれ、夜は蛍が飛び、紫陽花や菖蒲などが花開く月でもある。
季語：六月（ろくがつ）
六月と言えば、ほぼ梅雨の時期に当たる。じめじめしていやな季節である一方、稲作には貴重な水をもたらしてくれる。山々は緑におおわれ、夜は蛍が飛び、紫陽花や菖蒲などが花開く月でもある。
2021年6月27日日曜日
梅雨深し頭の中が錆びてくる
梅雨深し頭の中が錆びてくる
梅雨空を眺めていると頭の中が錆びついてくるような。
つゆふかし あたまのなかが さびてくる
季語：梅雨（つゆ）
六月ごろ、ひと月にわたって降りつづく長雨。さみだれのこと。ちょうど梅の実の熟れるころなので梅雨ともいう。梅雨の季節をさすこともある。
季語：梅雨（つゆ）
六月ごろ、ひと月にわたって降りつづく長雨。さみだれのこと。ちょうど梅の実の熟れるころなので梅雨ともいう。梅雨の季節をさすこともある。
2021年6月26日土曜日
紫陽花や登山電車が揺らし行く
紫陽花や登山電車が揺らし行く
色とりどりの紫陽花を揺らして箱根登山電車が行く。
あじさいや とざんでんしゃが ゆらしゆく
季語：紫陽花（あじさい）
日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。
季語：紫陽花（あじさい）
日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。
2021年6月25日金曜日
梅雨ぐもり我が物顔の猿の顔
梅雨ぐもり我が物顔の猿の顔
朝からニュースで町中に出没する猿のことを伝えています。
つゆぐもり わがものがおの さるのかお
季語：梅雨曇（つゆぐもり）
梅雨どきの曇り空をいう。重い雲で覆われたどんよりとした空である。
季語：梅雨曇（つゆぐもり）
梅雨どきの曇り空をいう。重い雲で覆われたどんよりとした空である。
2021年6月24日木曜日
天井のフィルター交換梅雨晴間
天井のフィルター交換梅雨晴間
病室のエアコンのフィルター交換が終わりました。
てんじょうの ふぃるたーこうかん つゆはれま
季語：梅雨晴間（つゆはれま）
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
季語：梅雨晴間（つゆはれま）
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
2021年6月23日水曜日
青桐の幹のみどりの生々し
青桐の幹のみどりの生々し
昔、家の庭にあった青桐の幹の緑色が妙に生々しかった。
あおぎりの みきのみどりの なまなまし
季語：青桐（あおぎり）
梧桐は、大きな葉だけでなく幹もすがすがしい緑色をしているので夏の季語とされる。幹が青く、葉が桐に似ているのでこの名がある。
季語：青桐（あおぎり）
梧桐は、大きな葉だけでなく幹もすがすがしい緑色をしているので夏の季語とされる。幹が青く、葉が桐に似ているのでこの名がある。
2021年6月22日火曜日
南天の花や母在りし日の夕べ
南天の花や母在りし日の夕べ
ふと家の庭に咲いた南天の花を思い出しました。
なんてんのはなや ははありしひの ゆうべ
季語：南天の花（なんてんのはな）
中部より南の本州、四国、九州の山地に自生し、庭木として植えられる。六月、茎の頂に小さな六弁花を多数つける。冬の季語の実の鮮やかさと対照的に、花は地味で目立たない。一片ずつはらりと散りゆく風情は奥ゆかしい。
季語：南天の花（なんてんのはな）
中部より南の本州、四国、九州の山地に自生し、庭木として植えられる。六月、茎の頂に小さな六弁花を多数つける。冬の季語の実の鮮やかさと対照的に、花は地味で目立たない。一片ずつはらりと散りゆく風情は奥ゆかしい。
2021年6月21日月曜日
カーテンをもう閉めるのか夏至夕べ
カーテンをもう閉めるのか夏至夕べ
今日は夏至で惜しみつつカーテン閉めていきました。
俳かーてんを もうしめるのか
季語：夏至（げし）
季二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところにあって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中であるために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。
季語：夏至（げし）
季二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところにあって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中であるために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。
2021年6月20日日曜日
父の日や父の頑固な木の枕
父の日や父の頑固な木の枕
父が使っていた木の枕の硬かったことを思い出しました。
ちちのひや ちちのがんこな きのまくら
季語：父の日（ちちのひ）
六月の第三日曜日。子どもたちが父親に感謝を捧げ、また、子が亡き父を偲ぶ日でもある。米国で提唱され、第二次大戦後、日本でも広がった。カーネーションを贈る母の日に比べ認知度は低いともいうが、最近は男物の贈り物を勧めるデパートなどのＰＲで一般化している。
季語：父の日（ちちのひ）
六月の第三日曜日。子どもたちが父親に感謝を捧げ、また、子が亡き父を偲ぶ日でもある。米国で提唱され、第二次大戦後、日本でも広がった。カーネーションを贈る母の日に比べ認知度は低いともいうが、最近は男物の贈り物を勧めるデパートなどのＰＲで一般化している。
2021年6月19日土曜日
五粒の薬一粒苦し梅雨寒し
五粒の薬一粒苦し梅雨寒し
食後の薬の中の一粒の苦さが口の中に残って。
ごつぶのくすり ひとつぶにがし つゆさむし
季語：梅雨寒し（つゆさむし）
雨が降り続く梅雨のころの冷えをいう。往時の田植えの頃でもあり、農家の人は寒いので布子を着ることもあった。
季語：梅雨寒し（つゆさむし）
雨が降り続く梅雨のころの冷えをいう。往時の田植えの頃でもあり、農家の人は寒いので布子を着ることもあった。
2021年6月18日金曜日
昼食はカレーとサラダ梅雨晴間
昼食はカレーとサラダ梅雨晴間
昼食は久しぶりのカレーとサラダ、サラダが美味しかった。
ちゅうしょくは かれーとさらだ つゆはれま
季語：梅雨晴間（つゆはれま）
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
季語：梅雨晴間（つゆはれま）
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
2021年6月17日木曜日
梅雨晴の額の冷却シートかな
梅雨晴の額の冷却シートかな
朝のケアに来た人は額に冷却シートを貼っていました。
つゆばれの ひたいの れいきゃくしーとかな
季語：梅雨晴（つゆばれ）
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
季語：梅雨晴（つゆばれ）
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
2021年6月16日水曜日
ごちゃごちゃと絡まるコード梅雨曇
ごちゃごちゃと絡まるコード梅雨曇
ベッドの周りにはいろいろコードが絡まりあって。
ごちゃごちゃと からまるこーど つゆぐもり
季語：梅雨曇（つゆぐもり）
梅雨どきの曇り空をいう。重い雲で覆われたどんよりとした空である。
季語：梅雨曇（つゆぐもり）
梅雨どきの曇り空をいう。重い雲で覆われたどんよりとした空である。
2021年6月15日火曜日
緑陰はタイムトンネルかもしれぬ
緑陰はタイムトンネルかもしれぬ
竹藪の奥はどこかへつながるタイムトンネルかも知れない。
りょくいんは たいむとんねる かもしれぬ
季語：緑陰（りょくいん）
夏の日差しのもとのよく繁った木の陰をいう。日差しが強くなってくると緑陰の涼しさは何よりである。緑陰で読書をしたり昼寝をしたり、家族で食卓を囲んだりするのも楽しい。
季語：緑陰（りょくいん）
夏の日差しのもとのよく繁った木の陰をいう。日差しが強くなってくると緑陰の涼しさは何よりである。緑陰で読書をしたり昼寝をしたり、家族で食卓を囲んだりするのも楽しい。
2021年6月14日月曜日
白夜とはどんな明るさ朝曇
白夜とはどんな明るさ朝曇
朝から雲り薄暗い、白夜はどのくらいの明るさなんだろう。
はくやとは どんなあかるさ あさぐもり
季語：朝曇（あさぐもり）
「旱の朝曇」といって、暑くなる日は朝のうち靄がかかって曇ることが多い。これは陸風と海風が入れ代る早朝に、前日の強い日差しで蒸発した水蒸気が冷えるためである。こうした気象現象が明治末期から新しい季語として認められた。
季語：朝曇（あさぐもり）
「旱の朝曇」といって、暑くなる日は朝のうち靄がかかって曇ることが多い。これは陸風と海風が入れ代る早朝に、前日の強い日差しで蒸発した水蒸気が冷えるためである。こうした気象現象が明治末期から新しい季語として認められた。
2021年6月13日日曜日
青芒風の描けるカリグラフィー
青芒風の描けるカリグラフィー
青芒が風に吹かれてアルファベットに見えてくる。
あおすすき かぜのえがける かりぐらふぃー
季語：青芒（あおすすき）
穂の出る前の青々と繁っている芒。葉の縁は鋭く手を切ることもある。山野や川原、町の空地など日本全国見ない所はないほど一般的な植物である。
季語：青芒（あおすすき）
穂の出る前の青々と繁っている芒。葉の縁は鋭く手を切ることもある。山野や川原、町の空地など日本全国見ない所はないほど一般的な植物である。
2021年6月12日土曜日
捨てきれぬもののあれこれ暑き日の
捨てきれぬもののあれこれ暑き日の
とりあえずそのままにしていた、あれこれの多いこと。
すてきれぬものの あれこれ あつきひの
季語：暑き日（あつきひ）
夏の暑い日であり、暑い日照でもある。太陽の光がぎらぎらとして、燃え立つような一日である。
季語：暑き日（あつきひ）
夏の暑い日であり、暑い日照でもある。太陽の光がぎらぎらとして、燃え立つような一日である。
2021年6月11日金曜日
時はいま生命きらめく皐月かな
時はいま生命きらめく皐月かな
今朝も五月晴れ、草木の緑が生き生きと煌めいています。
ときはいま いのちきらめく さつきかな
季語：皐月（さつき）
陰暦五月の異称で陽暦六月頃。梅雨の季節でもある。昔はこの月に端午の節句があり、邪気をはらうさまざまな祭事が行なわれた。田植えを始める月とされていた。
陰暦五月の異称で陽暦六月頃。梅雨の季節でもある。昔はこの月に端午の節句があり、邪気をはらうさまざまな祭事が行なわれた。田植えを始める月とされていた。
2021年6月10日木曜日
万緑に病棟白く抱かれし
万緑に病棟白く抱かれし
病棟の周りはぐるりと美しい緑に包まれています。
ばんりょくに びょうとうしろく いだかれし
季語：万緑（ばんりょく）
夏の山野をおおう植物の満目の緑をいう。「茂」よりも広範囲な情景である。
季語：万緑（ばんりょく）
夏の山野をおおう植物の満目の緑をいう。「茂」よりも広範囲な情景である。
2021年6月9日水曜日
見上げれば光のシャワー青楓
見上げれば光のシャワー青楓
楓の青葉の木漏れ日を浴びて、久しぶりの車椅子散歩。
みあげれば ひかりのしゃわー あおかえで
季語：青楓（あおかえで）
楓の青葉のこと。楓は、秋の紅葉もさることながら、初夏の青葉の美しさもまた格別のものがある。
季語：青楓（あおかえで）
楓の青葉のこと。楓は、秋の紅葉もさることながら、初夏の青葉の美しさもまた格別のものがある。
2021年6月8日火曜日
あっけらかーんと夏日となりにけり
あっけらかーんと夏日となりにけり
梅雨入りしたとかしないとか言っていたらいきなり夏日に。
あっけらかーんと なつびと なりにけり
季語：夏日（なつび）
夏の太陽と夏の一日のいずれをもさす。夏の太陽は厳しい暑さをもたらし、夏の一日は、明易くなかなか暮れぬ一日である。
季語：夏日（なつび）
夏の太陽と夏の一日のいずれをもさす。夏の太陽は厳しい暑さをもたらし、夏の一日は、明易くなかなか暮れぬ一日である。
2021年6月7日月曜日
店先に消毒液や青楓
店先に消毒液や青楓
コロナ対策の手指の消毒が当たり前になりました。
みせさきに しょうどくえきや あおかえで
季語：青楓（あおかえで）
語の説明楓の青葉のこと。楓は、秋の紅葉もさることながら、初夏の青葉の美しさもまた格別のものがある。
季語：青楓（あおかえで）
語の説明楓の青葉のこと。楓は、秋の紅葉もさることながら、初夏の青葉の美しさもまた格別のものがある。
2021年6月6日日曜日
短夜の眠れぬ夜の長かりし
短夜の眠れぬ夜の長かりし
夜の時間が短くなっても眠れない夜は長くてうんざり。
みじかよの ねむれぬよるの ながかりし
季語：短夜（みじかよ）
短い夏の夜をいう。春分の日から昼の時間が長くなり夜の時間は夏至にいたって、もっとも短くなる。その短さ、はかなさを惜しむ気持ちを重ねて夏の夜を呼んだのが短夜という季語である。
季語：短夜（みじかよ）
短い夏の夜をいう。春分の日から昼の時間が長くなり夜の時間は夏至にいたって、もっとも短くなる。その短さ、はかなさを惜しむ気持ちを重ねて夏の夜を呼んだのが短夜という季語である。
2021年6月5日土曜日
雨近く痰多き日の蒸し暑さ
雨近く痰多き日の蒸し暑さ
やけに痰が多い、湿度が高いに違いない。
あめちかく たんおおきひの むしあつさ
季語：蒸し暑さ（むしあつさ）
季風がなくて湿気が多く、むされるように暑さ。
季語：蒸し暑さ（むしあつさ）
季風がなくて湿気が多く、むされるように暑さ。
2021年6月4日金曜日
黒南風や書字練習の手間取りぬ
黒南風や書字練習の手間取りぬ
久しぶりの書字練習で手間取ってしまいました。
くろはえや しょじれんしゅうの てまどりぬ
季語：黒南風（くろはえ）
暗くどんよりとした梅雨の長雨が続く時期に吹く湿った南風のこと。雨が続いて憂鬱な心持ちと、このころの空や雲の色を重ねて「黒」とされた。他に、梅雨中頃の激しい南風を「荒南風」、梅雨明けの明るい空に吹く南風を「白南風」という。
暗くどんよりとした梅雨の長雨が続く時期に吹く湿った南風のこと。雨が続いて憂鬱な心持ちと、このころの空や雲の色を重ねて「黒」とされた。他に、梅雨中頃の激しい南風を「荒南風」、梅雨明けの明るい空に吹く南風を「白南風」という。
2021年6月3日木曜日
朝もやのベールをまとう青葉かな
朝もやのベールをまとう青葉かな
立ち込める朝もやが薄れて鮮やかな青葉が現れてきます。
あさもやの べーるをまとう あおばかな
季語：青葉（あおば）
おもに落葉樹が青々と茂ったさまをいう。「青葉若葉」というが、若葉がさらに夏の日を浴び、成長して青葉に変わる。初夏の風にさやさやと吹かれていた若葉が、日々勢いよく茂っていく様子は、大自然が持つ生命力の象徴でもある。
季語：青葉（あおば）
おもに落葉樹が青々と茂ったさまをいう。「青葉若葉」というが、若葉がさらに夏の日を浴び、成長して青葉に変わる。初夏の風にさやさやと吹かれていた若葉が、日々勢いよく茂っていく様子は、大自然が持つ生命力の象徴でもある。
2021年6月2日水曜日
とりどりのみどり清しき更衣
とりどりのみどり清しき更衣
更衣したような濃き薄き様々な緑が清々しい。
とりどりの みどりすがしき ころもがえ
季語：更衣（ころもがえ）
江戸時代、四月一日と書いて「わたぬき」と読んだ。この日に綿入れを脱いだからだという。今では冬から春に着用していた衣を夏物に替えることをいう。
季語：更衣（ころもがえ）
江戸時代、四月一日と書いて「わたぬき」と読んだ。この日に綿入れを脱いだからだという。今では冬から春に着用していた衣を夏物に替えることをいう。
2021年6月1日火曜日
苛立ちの深まるばかり五月闇
苛立ちの深まるばかり五月闇
夜中に鳴り出すアラーム音、止めても止めても鳴り出す。
いらだちの ふかまるばかり さつきやみ
季語：五月闇（さつきやみ）
梅雨時のころの鬱蒼とした暗さをいう。昼間の厚い雲に覆われた暗さでもあるが、月のない闇夜のことでもある。
季語：五月闇（さつきやみ）
梅雨時のころの鬱蒼とした暗さをいう。昼間の厚い雲に覆われた暗さでもあるが、月のない闇夜のことでもある。
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