2026年3月31日火曜日

異動する人それぞれや春嵐

異動する人それぞれや春嵐

移動先は決められたのか希望したのか分かりませんが頑張ってください。
いどうする ひとそれぞれや はるあらし
季語:春嵐(はるあらし)
主に2月から3月にかけて吹く、春の烈風や強風を指す【三春(2月〜4月)】の季語です。温帯低気圧の発達に伴う荒れた天気や暴風雨を指し、砂塵を巻き上げることもあります。類語には「春疾風(はるはやて)」、「春荒(はるあれ)」があります。 

2026年3月30日月曜日

見飽きたる白き天井花曇

見飽きたる白き天井花曇

桜もう咲いてるだろうなぁ。明後日の花見が待ち遠しくて待ち遠しくて。
みあきたる しろきてんじょう はなぐもり
季語:花曇(はなぐもり) 
桜が咲く頃の曇り空を言う。雲が低く垂れ込めるほどではなく、比較的明るい曇り空である。太陽に暈がかかることもある。「養花天」は雲が花を養うという発想から生まれた言葉。

2026年3月29日日曜日

不穏なる世相をよその桜かな

不穏なる世相をよその桜かな

このところニュースはイラン情勢と影響、桜の開花状況と花見の様子。
ふおんなる せそうをよその さくらかな
季語:桜(さくら)
桜は花の中の花。古来より詩歌に歌われ、日本人に愛されてきた花である。もともとは、山野に自生する野生種であったが、江戸末期から明治にかけて、栽培種である染井吉野が誕生し、現在では、桜といえば染井吉野をさす。桜は神話の時代から、春を代表する花であったが、一時、中国から伝わった梅に、その地位を奪われる。『万葉集』集中の歌でも、梅の歌は桜の二倍以上になる。桜が梅に替わって、再び春を代表する花となったのは平安時代で、『古今集』では多くの桜の歌が見られるようになる。紫宸殿の「左近の桜」も最初は梅であったが、梅が枯れた後は桜に植えかえられた。

2026年3月28日土曜日

春霞浪速の街に鹿迷ふ

春霞浪速の街に鹿迷ふ

奈良公園からやって来たとみられる一頭の鹿が大阪の街中に迷い出て。
はるがすみ なにわのまちに しかまよう
季語:春霞(はるがすみ)
春の山野に立ち込める水蒸気。万物の姿がほのぼのと薄れてのどかな春の景色となる。同じ現象を夜は「朧」とよぶ。

2026年3月27日金曜日

一年の短き異動鳥雲に

一年の短き異動鳥雲に

一年間働いて慣れて来てこれから二年目と思った看護師さんが異動?!
いちねんの みじかきいどう とりくもに
季語:鳥雲に(とりくもに)
春に北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること。

2026年3月26日木曜日

球春や泥とベースへ滑り込む

球春や泥とベースへ滑り込む

春のセンバツ高校野球、泥だらけのベースへ滑り込む泥だらけの球児!
きゅうしゅんや どろとべーすへ すべりこむ
季語:球春(きゅうしゅん)
プロ野球のキャンプやオープン戦が始まる2月〜3月頃、野球シーズンの幕開けを告げる春の季語です。若葉や桜の季節に向かう晴れやかなワクワク感を表し、センバツ高校野球の時期にもよく使われます。爽快感や期待感を詠む現代俳句に最適です。

2026年3月25日水曜日

惜別の想いあふるや花の雨

惜別の想いあふるや花の雨

お世話になったリハビリの先生の異動前の最後の日、声にならない感謝。
せきべつの おもいあふるや はなのあめ
季語:花の雨(はなのあめ) 
桜の咲く頃に降る雨、あるいは咲き満ちる桜の花に降る雨。

2026年3月24日火曜日

昼霞汗だくになり風呂係

昼霞汗だくになり風呂係

霞がかった蒸し暑い日の風呂日の風呂係となったスタッフさんお疲れ様。
 ひるがすみ あせだくになり ふろがかり
季語:昼霞(ひるがすみ)
春の季語「霞」の正午〜午後にあたる分科です。春の温かい空気で景色がぼんやりと霞む様子で、のどかさや少し夢幻的な風情を詠むことが多いです。昼間の明るい霞は、遠くの景色を優しく包み込みます。 

2026年3月23日月曜日

クリスマスローズ仰げば春の空

クリスマスローズ仰げば春の空

面会に来てくれてありがとうございました。花粉も収まりますように。
くりすますろーず あおげば はるのそら
季語:春の空(はるのそら)
春の青空。春は大気が水分を多く含み、ほんのりと霞んでいることもある。
季語:クリスマスローズ
クリスマスローズは、キンポウゲ科の常緑多年草である。観賞用として鉢植えで販売されている。耐寒性があるため、庭先などでも栽培できる。野外栽培では、一月から三月頃に開花する。クリスマス時期の年末に開花させるためには、温室内での日長処理が必要になる。(藤吉正明記)
俳句では冬の季語として詠まれますが、花期が12月〜4月と長いので春の俳句として詠まれることもあります。

2026年3月22日日曜日

ふるさとに叔父の笑顔や桜東風

ふるさとに叔父の笑顔や桜東風

九十六歳の叔父さんがふるさと相良のお墓参りをしてくださいました。
ふるさとに おじのえがおや さくらごち
季語:桜東風(さくらごち)
3月〜4月(春)の季語で、桜が咲く頃に吹く暖かく穏やかな東風のことです。春の訪れを告げる風として、俳句では親しまれています。同様に桜の頃の南風は「桜南風(さくらまじ)」と呼ばれます。 

2026年3月21日土曜日

十日後と決まる花見や光満つ

十日後と決まる花見や光満つ

今年の花見の日程が決まり私は四月一日となりました。晴れますように。
とおかごと きまるはなみや ひかりみつ
季語:花見(はなみ) 
桜の花をめでること。単に花をながめるだけでなく、桜の花の下で行われる宴会も花見という。

2026年3月20日金曜日

海峡の火種に原油彼岸潮

海峡の火種に原油彼岸潮

イラン攻撃に端を発したホルムズ海峡をめぐる争いに澄んだ潮の流れ。
かいきょうの ひだねにげんゆ ひがんじお
季語:彼岸潮(ひがんじお)
春の彼岸の頃の大潮。干満の差が最も大きくなった状態。太陽と月が地球に対して一直線に並び(満月と新月)起潮力が合わさるため。秋の彼岸潮も同様だが、単に彼岸潮となると春の彼岸潮を指す。

2026年3月19日木曜日

春の山ほのぼの甘き卵巻き

春の山ほのぼの甘き卵巻き

お昼の「春の行楽弁当」春の山を眺めながら卵巻きを食べれば遠足気分。
はるのやま ほのぼのあまき たまごまき
季語:春の山(はるのやま)
春の山は動植物の生気に満ちている。暖かな日の光を浴びて草木は芽吹、鳥獣は恋に余念がない。

2026年3月18日水曜日

花韮の白き光や院の道

花韮の白き光や院の道

桜はまだ咲いていませんでしたが道の端に咲く花韮の白さが清楚で健気。
はなにらの しろきひかりや いんのみち
季語:花韮(はなにら)
白や薄紫の星型の花を咲かせる春の季語で、愛らしくも野草の強さを秘めた花です。道端や庭に群生し、素朴で愛らしい姿が親しまれています。
※「ニラの花」は晩夏の季語ですが、「ハナニラ(イフェイオン)」は春の季語として扱われることが多いです。 

2026年3月17日火曜日

吸引や今日は名古屋の花便り

吸引や今日は名古屋の花便り

桜の開花が昨日の高知・岐阜・甲府に続いて今日は名古屋の花便り。
きゅういんや きょうはなごやの はなだより
季語:花便り(はなだより)
春(晩春)の季語で、桜の開花状況や春の訪れを伝える便りを指す言葉です。3月から4月にかけて、桜が咲き始める時期によく使われ、花が咲く様子や喜びを伝える手紙の挨拶としても用いられます。

2026年3月16日月曜日

窓を背に右側臥位なる鳥曇

窓を背に右側臥位なる鳥曇

体の向きを右側臥位になる時間、空は薄曇り鳥も帰る頃だろうか。
まどをせに うそくがいなる とりぐもり
季語:鳥曇(とりぐもり) 
秋、日本に渡ってきた雁や鴨などが、北の繁殖地に帰っていく頃の曇り空。その頃の雲は鳥雲。また、鳥のはばたきが風のように聞こえるので、その頃の風を鳥風という。鳥の群が瞬く間に消えていったあとには、曇り空だけが残る。

2026年3月15日日曜日

春の夢父も寡黙に蜆汁

春の夢父も寡黙に蜆汁

父と二人食卓で母の天塩の蜆汁を静かに味わっている夢を見た。
はるのゆめ ちちもかもくに しじみじる
季語:春の夢(はるのゆめ) 
春の眠りにみる夢のこと。夢は春夏秋冬いつでも見るけれど、とくに春の夢は儚きもの譬えとして、古来、歌に詠まれ、物語に語られてきた。「ただ春の夜の夢の如し」などのように。

2026年3月14日土曜日

浦島太郎の心地なり朝寝覚

浦島太郎の心地なり朝寝覚

朝食の後うたた寝をして目が覚めた時「ここはどこ?」とあわてて。
うらしまたろうの ここちなり あさねざめ
季語:朝寝(あさね) 
春は寝心地がよく、たとえ十分な睡眠をとっていても、いつまでもうつらうつらと温かい寝床にくるまっていたいもの。猛浩然の「春眠暁を覚えず」を出典とする。「春眠」から派生した言葉。春の駘蕩とした気分をあらわしている。

2026年3月13日金曜日

海峡封鎖陽炎のガススタンド

海峡封鎖陽炎のガススタンド

イラン攻撃でホルムズ海峡封鎖となりガソリン価格の高騰をもたらした!
かいきょうふうさ かげろうの がすすたんど
季語:陽炎(かげろう)
地面から立ちのぼる蒸気で空気が乱れ、風景やものが揺らめいて見えること。光の屈折率の変化によって起こる現象で春に限ったものではないが、のどかな感じがするので春の季語としている。

2026年3月12日木曜日

呼吸器の回路のリーク凍返る

呼吸器の回路のリーク凍返る

呼吸器から入ってくる空気が少ない気がして見てもらうとホースに漏れが。
こきゅうきの かいろのりーく いてかえる
季語:凍返る(いてかえる)
春になって暖かい日々が続いたところへ、突然寒い日が舞い戻ること。凍つは、大地や森羅万象が凍り付くことで冬の季語、それに返るが付いた。似た言葉に冴え返るもあるがこちらはより感覚的な把握の季語。

2026年3月11日水曜日

丘に立つ風の電話や春の風

丘に立つ風の電話や春の風
 
東日本大震災のあと置かれた線の繋がっていない電話ボックスに春の風が。
おかにたつ かぜのでんわや はるのかぜ
季語:春の風(はるのかぜ)
春に吹く風をいう。草花やこの芽を育み、鳥のさえずるを誘う、暖かく穏やかな風である。

2026年3月10日火曜日

取り返しのつかぬ命よ凍返る

取り返しのつかぬ命よ凍返る

アメリカとイスラエルが始めたイランへの攻撃を正当化するとは?!
とりかえしの つかぬいのちよ いてかえる
季語:凍返る(いてかえる)
春になって暖かい日々が続いたところへ、突然寒い日が舞い戻ること。凍つは、大地や森羅万象が凍り付くことで冬の季語、それに返るが付いた。似た言葉に冴え返るもあるがこちらはより感覚的な把握の季語。

2026年3月9日月曜日

ホットサンド食めばバナナや春の昼

ホットサンド食めばバナナや春の昼

お隣りさんの焼き立てのホットサンドはバターとバナナがベストマッチ!
ほづとさんど はめばばななや はるのひる
季語:春の昼(はるのひる)
春の真昼をいう。明るく暖かく閑かなものである。

2026年3月8日日曜日

パチーンと切れる輪ゴムや春北風

パチーンと切れる輪ゴムや春北風

陽光は明るく暖かくなってきましたが北風は冬のしっぺ返しのような痛さ。
ぱちーんと きれるわごむや はるならい
季語:春北風(はるきた/はるならい)
3月から4月にかけて吹く、寒さの戻りを感じさせる北風を指す(三春)。春一番の後の寒の戻りや、雪を伴う厳しい風を表す言葉で、冬の名残を感じさせながらも、やがて来る暖かな春へと向かう時期の風情を表す。 

2026年3月7日土曜日

水温むくるりくるりと猫の舌

水温むくるりくるりと猫の舌

猫が水を飲む様子は上品だなあと思う。表面張力を使って上澄みを飲む。
みずぬるむ くるりくるりと ねこのした
季語:水温む(みずぬるむ)
春になって、水の温かさを増してくること。それに伴って芽ぐんだ水草は成長し、水に棲む生きものは活発に動き始める。

2026年3月6日金曜日

春暁や七十一の道啓く

春暁や七十一の道啓く

啓蟄を過ぎ今日は私の誕生日。夜明けの窓を朝の光が刻々と染めてきます。
しゅんぎょうや しちじゅういちの みちひらく
季語:春暁(しゅんぎょう)
春の夜明けである。正確には暁は日の出前の未明をいい、夜の明ける気配はあるものの、あたりはまだ薄暗い。同じ夜明けでも曙は暁よりも遅く、日の出前をいう。

2026年3月5日木曜日

風光るさざめく空のにはたずみ

風光るさざめく空のにはたずみ

前日に降った雨が道の所々に残った水たまりに春の空か煌めいて美しい。
かぜひかる さざめくそらの にわたずみ
季語:風光る(かぜひかる)
春風がきらきらと光り輝くように感じられることをいう。陽光の踊るような明るさに、風にゆらぐ景色もまばゆい。春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉。
にわたずみ(庭たづみ/潦)は、雨が降って地上にたまり、流れる水や水たまりを指す日本の古語・雅語です。万葉の時代から用いられ、和歌や俳句では「流る」「行く」にかかる枕詞としても機能します。漢字では「潦」と表記され、日常と非日常の境界にある儚い水として、日本酒の銘柄や工芸品の名にも用いられています。 

2026年3月4日水曜日

異動聞く河津桜は散り始む

異動聞く河津桜は散り始む

いつも車椅子を押して散歩に付き合ってくださった先生が今月末で転院に。
いどうきく かわづざくらは ちりはじむ
季語:河津桜(かわづざくら)
主に春(仲春)の季語です。1月下旬から2月にかけて開花する早咲きの桜で、ソメイヨシノ(晩春)よりも濃い桃色が特徴です

2026年3月3日火曜日

天井に常夜灯仄か春の闇

天井に常夜灯仄か春の闇

消灯時間となり春の闇に包まれた部屋の天井に常夜灯の小さな光が仄かに。
てんじょうに じょうやとうほのか はるのやみ
季語:春の闇(はるのやみ )
月のない春の夜の闇をいう。潤んだ闇のそこここに、たしかな春の息吹が感じられる。

2026年3月2日月曜日

春陰やホルムズ海峡封鎖さる

春陰やホルムズ海峡封鎖さる

また戦争の影が世界を覆い始めました。大国の指導者の武力による平和?
しゅんいんや ほるむずかいきょう ふうささる
季語:春陰(しゅんいん)
春の曇りがちな空模様をいう。

2026年3月1日日曜日

木の芽風先頭を来る鼓笛隊

木の芽風先頭を来る鼓笛隊

今日から三月。三月と行進曲は英語では同じ「March」のスペルなんですね。
このめかぜ せんとうをくる こてきたい
季語:木の芽風(このめかぜ)
春先(3月頃・仲春)に木々が芽吹く頃、その生長を促すように吹く暖かな風を指す【春の季語】です。芽吹きを愛おしむ「木の芽時」の情緒を表す言葉で、同じ時期には「木の芽雨」「木の芽晴れ」なども使われます。