2026年4月3日金曜日

病棟の喧騒遠く朝寝かな

病棟の喧騒遠く朝寝かな

新年度の慌ただしい病棟の喧騒を遠く聞いているうちに心地よい値落ち。
びょうとうの けんそうとおく あさねかな
季語:朝寝(あさね) 
春は寝心地がよく、たとえ十分な睡眠をとっていても、いつまでもうつらうつらと温かい寝床にくるまっていたいもの。猛浩然の「春眠暁を覚えず」を出典とする。「春眠」から派生した言葉。春の駘蕩とした気分をあらわしている。

2026年4月2日木曜日

病窓の眩しき空や花の昼

病窓の眩しき空や花の昼

昨日の雨が上がり花見日和となった空を眺めながら桜を想像しました。
びょうそうの まぶしきそらや はなのひる
季語:花の昼(はなのひる)
桜が満開の時期の明るく穏やかな昼間を指す春の季語・情景です。桜の生命力や、暖かく静かな春の空気を表し、俳句では死者さえも呼び起こすような華やかさや、取り壊される街の光景など、対比的な情緒を表現する際にも用いられます。

2026年4月1日水曜日

濃紺のスーツ眩しき四月かな

濃紺のスーツ眩しき四月かな

リハビリを受けているところへ新職員となる人達が颯爽と挨拶してゆく。
のうこんの すーつまぶしき しがつかな
季語:四月(しがつ)
草木に花が咲き、鳥が囀る季節。入学、入社という社会の新しい出発の時でもある。自然も人も活気に満ちて来る頃である。