2026年2月27日金曜日

風音に一目散や二月猫

風音に一目散や二月猫

二月は逃げるように過ぎてゆく、恋猫も風の中を一目散に逃げてゆく。
かざおとに いちもくさんや にがつねこ
季語:二月(にがつ)
上旬に立春を迎えはしても、厳しい寒さの続く時節。冷たい空気の中、日ざしはすこしづつ春を感じさせるようになる。

2 件のコメント:

  1. 意味としては、強い風音に驚いて一目散に逃げて行く猫、ということで強風だったのだなぁと思いました。それにも増して、句の見た目や隠れた意味が面白い句だと思いました。「一目散」と「二月猫」。季語の「二月」と「猫」を合体させて『恋猫』の意味を含ませたこと。そもそも「二月猫」という合体語を生み出してしまう発想が、自分には無いので感心しました。

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    1. 過ぎゆく二月の早さと、何かに驚いた猫の逃げ足の早さを一句に詠みました。早さを表現するためにあえて動詞を使わず助詞も減らしたことでスピード感が出せたと思います。「二月」+「猫」の「二月猫」の思いつきで生まれた一句です。

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