俳句いきてゆくこと
日々の出来事や思いを俳句にしています
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2022年6月30日木曜日
退院は三週間後盛夏かな
退院は三週間後盛夏かな
弟の手術は成功し経過も順調で退院は三週間後、ガンバレ!
俳たいいんは さんしゅうかんご せいかかな
季語:盛夏(せいか)
夏の真盛り、最も暑い季節である。梅雨明けから、八月上旬まで。真夏と同じ。
2022年6月29日水曜日
昼寝するリハビリ中止となる時間
昼寝するリハビリ中止となる時間
リハビリが中止となり楽しみの散歩ができず残念でした。
ひるねする りはびりちゅうしと なるじかん
季語:昼寝(ひるね)
夏に仮眠をとること。夏は寝不足や暑さによる食欲不振などで衰弱することが多く、回復のために昼寝をする。弁当を終えた仕事師などが、ちょっとした日陰を選んで横になっているのは三尺寝。日陰が三尺ほど移る間の短い眠りであるところからこういわれる。
2022年6月28日火曜日
四日目の途方に暮れる暑さかな
四日目の途方に暮れる暑さかな
梅雨明けから続く猛暑まだまだ続きそうとは参りました。
よっかめの とほうにくれる あつさかな
季語:暑さ(あつさ)
北太平洋高気圧から吹き出す風が高温と湿気をももたらし、日本列島の夏季はたびたび耐え難い蒸し暑さに見舞われる。しかしこの暑さなくして秋の実りも有り得ず、恵みの暑さでもある。
2022年6月27日月曜日
梅雨明や電気も水も足らぬまま
梅雨明や電気も水も足らぬまま
記録的な早さ短さで梅雨が明けました。このままでは…。
つゆあけや でんきもみずも たらぬまま
季語:梅雨明(つゆあけ)
季
梅雨が終ること。暦の上では入梅から三十日後とされる。梅雨前線が北上し、洋上に抜けると梅雨明けとなる。梅雨明け前は雷鳴を伴った豪雨となることも多く、その後は真青な夏空となる。
2022年6月26日日曜日
蒸し暑しつい口をつく昨日今日
蒸し暑しつい口をつく昨日今日
記録的な暑さになりました。明日も暑くなるようです。
むしあつし ついくちをつく きのうきょう
季語:暑し(あつし)
北太平洋高気圧から吹き出す風が高温と湿気をももたらし、日本列島の夏季はたびたび耐え難い蒸し暑さに見舞われる。しかしこの暑さなくして秋の実りも有り得ず、恵みの暑さでもある。
2022年6月25日土曜日
冷房の風はいまだに苦手なり
冷房の風はいまだに苦手なり
昔から冷房の風は苦手でしたが乾燥しすぎも困ります。
れいぼうの かぜはいまだに にがてなり
季語:冷房(れいぼう)
液体アンモニアの気化による方法で乾燥した空気を作り、これを冷やして室内に送る。炎暑の室内の温度を下げ暑さを忘れさせてくれる。近年は、地球温暖化防止の為に室内の温度設定を上げる取り組みがなされている。
2022年6月24日金曜日
雲割ってカッと陽の射す梅雨の昼
雲割ってカッと陽の射す梅雨の昼
梅雨空の雲を割って射してきた太陽の光はもう夏でした。
くもわって かっとひのさす つゆのひる
季語:梅雨(つゆ)
六月ごろ、ひと月にわたって降りつづく長雨。さみだれのこと。ちょうど梅の実の熟れるころなので梅雨ともいう。梅雨の季節をさすこともある。
2022年6月23日木曜日
梅雨明けの真夏の光沖縄忌
梅雨明けの真夏の光沖縄忌
すでに梅雨は明けて真夏の沖縄、今日は沖縄慰霊の日。
つゆあけの まなつのひかり おきなわき
季語:沖縄忌(おきなわき)
六月二十三日。太平洋戦争の終わりの頃、沖縄は日米の最後の決戦地になり、多くの民間人が犠牲になった。沖縄の日本軍が壊滅した昭和二十年六月二十三日のこの日を、沖縄県慰霊の日とした。
2022年6月22日水曜日
夏霧に溶け込んでゆく山の影
夏霧に溶け込んでゆく山の影
外に出たら小雨混じりの霧で山も霧の中に薄れてゆきました。
なつぎりに とけこんてゆく やまのかげ
季語:夏霧(なつぎり)
ただ「霧」といえば秋の季語だが、夏にも霧はよく発生する。特に山地や海辺で出会うことが多い。また高原に広がる朝の霧は、その日訪れる暑さを思わせないほどの涼しさをもたらす。
2022年6月21日火曜日
夏至の日の手術成功とのメール
夏至の日の手術成功とのメール
気になっていた弟の手術が成功したとのメールが届きました!
季語:夏至の日(げしのひ)
二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところに あって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中である ために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。
2022年6月20日月曜日
六月の太陽こころ強き人
六月の太陽こころ強き人
太陽は雲に隠れているだけで、その光の強さに驚きます。
ろくがつの たいようこころ つよきひと
季語:六月(ろくがつ)
六月と言えば、ほぼ梅雨の時期に当たる。じめじめしていやな季節である一方、稲作には貴重な水をもたらしてくれる。山々は緑におおわれ、夜は蛍が飛び、紫陽花や菖蒲などが花開く月でもある。
2022年6月19日日曜日
万緑や命は誰も一つづつ
万緑や命は誰も一つづつ
歯はなくても長くても短くてもそれがその人の命、人生。
俳ばんりょくや いのちはだれも ひとつづつ
季語:万緑(ばんりょく)
夏の山野をおおう植物の満目の緑をいう。「茂」よりも広範囲な情景である。
2022年6月18日土曜日
一雨に命漲る青葉かな
一雨に命漲る青葉かな
雨を浴びて青葉が一段と色鮮やかに嬉しそうです。
ひとあめに いのちみなぎる あおはかな
季語:青葉(あおば)
おもに落葉樹が青々と茂ったさまをいう。「青葉若葉」というが、若葉がさらに夏の日を浴び、成長して青葉に変わる。初夏の風にさやさやと吹かれていた若葉が、日々勢いよく茂っていく様子は、大自然が 持つ生命力の象徴でもある。
2022年6月17日金曜日
のびをして爪研ぐ猫や昼寝覚
のびをして爪研ぐ猫や昼寝覚
昼寝から覚めた猫が気持ちよさそうにのびをして爪を研いでいます。
のびをして つめとぐねこや ひるねざめ
季語:昼寝覚(ひるねざめ)
夏に仮眠をとって覚めること。
2022年6月16日木曜日
梅雨の蝶小さな旅の途中かな
梅雨の蝶小さな旅の途中かな
雨上がりの窓の外を白い蝶がどこへ行くのか舞って行きました。
つゆのちょう ちいさなたびの とちゅうかな
季語:梅雨の蝶(つゆのちょう)
夏に見かける蝶のこと。アゲハチョウなどが多い。単に蝶では春の季語となる。
2022年6月15日水曜日
梅雨のリハ室梅雨の句を褒められる
梅雨のリハ室梅雨の句を褒められる
リハビリをしていたら患者さんが私の俳句を褒めてくれました。
つゆのりはしつ つゆのくを ほめられる
季語:梅雨(つゆ)
六月ごろ、ひと月にわたって降りつづく長雨。さみだれのこと。ちょうど梅の実の熟れるころなので梅雨ともいう。梅雨の季節をさすこともある。
2022年6月14日火曜日
梅雨寒や雲に隠れて月も日も
梅雨寒や雲に隠れて月も日も
今夜は満月で日の入りと月の出が同じ時間なのに残念でした。
つゆさむや くもにかくれて つきもひも
季語:梅雨寒(つゆさむ)
雨が降り続く梅雨のころの冷えをいう。往時の田植えの頃でもあり、農家の人は寒いので布子を着ることもあった。
2022年6月13日月曜日
梅雨晴や風ひとしきり後は雨
梅雨晴や風ひとしきり後は雨
朝から晴れて爽やかな風が吹いていたのに午後から曇りそして雨に。
つゆばれや かぜひとしきり あとはあめ
季語:梅雨晴(つゆばれ)
梅雨の最中にふと晴天がのぞくこと。洗濯物を干したり、梅干を並べたりと梅雨の最中の貴重な日差しであり、気持ちの良いものである。
2022年6月12日日曜日
絹よりも木綿が好み冷奴
絹よりも木綿が好み冷奴
絹ごし豆腐もいいけれど木綿豆腐のほぅが好きなんです。
きぬよりも もめんがこのみ ひややっこ
季語:冷奴(ひややっこ)
水や氷で冷やした豆腐を三センチ角ほどのさいの目に切り、冷水の鉢に盛ったり、青竹を器にしたりして、生姜、紫蘇、削りぶしなどを薬味として食べる。見た目にも涼味を感じる手軽で庶民的な夏の料理。酒の肴にもよくあう。
2022年6月11日土曜日
小雨降る青紫陽花や蒼き影
小雨降る青紫陽花や蒼き影
青色の紫陽花に小雨のしずくが落ちて青が鮮やかになります。
こさめふる あおあじさいや あおきかげ
季語:紫陽花(あじさい)
日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ、これが集まって毬を形づくる。ピンク、白、青紫と花種も多く、また色が変わるので「七変化」ともよばれる。庭木や鉢植えとして栽培される。
2022年6月10日金曜日
時の日の時計のネジを巻く時間
時の日の時計のネジを巻く時間
家にあったゼンマイ振り子式の柱時計のネジを巻くのが好きでした。
ときのひの とけいのねじを まくじかん
季語:時の日(ときのひ)
六月十日。一九二〇年にはじまる。六七一年、天智天皇のとき、漏刻(水時計)を設置して時刻制度を定めた日が四月二五日(太陽暦六月十日)であったいわれに基づく。
2022年6月9日木曜日
梅雨籠りコップに注ぐ紫蘇ジュース
梅雨籠りコップに注ぐ紫蘇ジュース
手作りの紫蘇ジュース涼やかで美味しかったこと思い出しました。
つゆごもり こっぷにそそぐ しそじゅーす
季語:梅雨籠り(つゆごもり)
毎日長雨で、外へ出られず家の中に籠ること。
2022年6月8日水曜日
枇杷の実のどれにも臍のありにけり
枇杷の実のどれにも臍のありにけり
枇杷の実の写真を見て、どれにも臍のようなものが。何だろう?
びわのみの どれにもへその ありにけり
季語:枇杷の実(びわのみ)
枇杷の果実のこと。枇杷は梅雨のころ、その大きな葉陰に電球をともしたような実をたくさんつける。果肉は甘く生食されるほか、缶詰に加工したりジャムにしたりする。実の中に大きな種を一つ持つ。長崎の茂木枇杷、房州の田中枇杷が有名である。
2022年6月7日火曜日
梅雨寒しミサイルが落つ日本海
梅雨寒しミサイルが落つ日本海
北朝鮮がまたミサイルを撃ち、核実験もしようとしているとか。
つゆさむし みさいるがおつ にほんかい
季語:梅雨寒し(つゆさむし)
雨が降り続く梅雨のころの冷えをいう。往時の田植えの頃でもあり、農家の人は寒いので布子を着ることもあった。
2022年6月6日月曜日
入梅や寝る前に貼るアイパッチ
入梅や寝る前に貼るアイパッチ
目がしっかり閉じないので寝る前にアイパッチを貼ります。
にゅうばいや ねるまえにはる あいぱっち
季語:入梅(にゅうばい)
梅雨に入ること。古い暦によれば立春から百二十七日目の六月十一日頃にあたる。以後三十日間ほどが梅雨である。気象庁により 梅雨入り宣言が出される。湿度と共に温度が上がり不快感を覚える。
2022年6月5日日曜日
鍋の中くるくる苺ジャムとなる
鍋の中くるくる苺ジャムとなる
苺ジャムは鍋の中で苺がくるくる回りながらジャムになる。
なべのなか くるくるいちご じゃむとなる
季語:苺(いちご)
赤く柔らかな苺は本来初夏のもの。今ではハウスで年中、栽培されるが、露地ものは五月から六月にかけて赤く熟す。円錐形の果実の表面には細かい種があって、それがぶつぶつした食感になる。
2022年6月4日土曜日
南天の花の白さや母の庭
南天の花の白さや母の庭
6月になると家の庭の隅に咲いた南天の花を思い出します。
なんてんの はなのしろさや ははのにわ
季語:南天の花(なんてんのはな)
中部より南の本州、四国、九州の山地に自生し、庭木として植えられる。六月、茎の頂に小さな六弁花を多数つける。冬の季語の実の鮮やかさと対照的に、花は地味で目立たない。一片ずつはらりと散りゆく風情は奥ゆかしい。
2022年6月3日金曜日
雷鳴や戦争はまだ終わらない
雷鳴や戦争はまだ終わらない
大気の状態が不安定になったらしく雷鳴が響き渡りました。
らいめいや せんそうはまだ おわらない
季語:雷鳴(らいめい)
積乱雲の中などで雲と雲、雲と地上の間で放電現象が起きたもの。電光が走った後に雷鳴がとどろく。光と音の時間差でその遠近を測る。
2022年6月2日木曜日
みずいろの朝や昨夜の夏時雨
みずいろの朝や昨夜の夏時雨
朝の光が水色に見えたのは昨夜の雨の名残でしょう。
みずいろの あさやさくやの なつしぐれ
季語:夏時雨(なつしぐれ)
夏の雨の代表的なものは梅雨、夕立など。これら以外の夏の雨の総称。日照り続きの多い夏に降る雨は涼しさをもたらし、恵みの雨となることが多い。
2022年6月1日水曜日
草茂る狸寝入りの茶虎猫
草茂る狸寝入りの茶虎猫
昼寝している猫に近づくと、さっと起き上がって去って行きました。
くさしげる たぬきねいりの ちゃとらねこ
季語:草茂る(くさしげる)
雑草の繁茂したさまをいう。人の通わない道や人の手が入らない空き地などには、芒やスギナ、ブタクサなどが競うように生い茂る。
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